やぁ!!ザ・電撃パンクゾンビーズ 呉屋だよ!!
A・B「どうも!よろしくお願いしますー!!」
A「僕ね、寿司って意地悪な食べ物だな〜って思うんですよ」
B「ん?寿司が意地悪??
なんで?」
A「だってあれお金払わないと止まってくれないでしょ?」
B「、、、いや、寿司って別に
『お金を多く払う客の前では止まるシステム』というわけではなのよ。
回転寿司っていう、そういうものなのよ。」
A「え?そうなんですか?
あれなんで回ってるんですか?」
B「いやなんかアトラクション的によ。なんか回ってたら楽しいじゃん」
A「あ、そうなんですか?
『お前らには手の届かないネタだろぉ?』ってドヤ顔で回ってるわけではなく?」
B「違うな。もしそうだとしたらかなり意地悪だわ。」
A「お金をあまり持ってなさそうなお客さんの前ではスピードちょっと上がってません?」
B「上がってないかな。
わかんない。スピードガン持って測ったわけではないけど。
たぶん、違うと思う。」
A「僕の友だちが聞いた話なんですけど
その友だちの友だちがなんか回転寿司屋でバイトしてた時にレーンの速さを調節する係がいたとかなんとか。」
B「え、マジ?」
A「貧乏人っぽい人の前では、大トロとかスピード上げてたらしいですよ。」
B「マジか。絶対取らなさそうだからか?」
A「そうそう。」
B「、、、いやおれも前からオカシイと思ってたんだけどさ。
回る意味ってあるのかな?って。」
A「、、、、気づいちゃいましたか。」
B「、、、、気づいちゃったかも知れない。」
A「実は、あれ回すことによって別の重大な問題から庶民の目を逸らさせてるんですよ。」
B「、、、マジか。」
A「レーンに気を取られてる間に重大な法案が通ったりしてますから。」
B「めっちゃこわいじゃん。」
A「そうですよ。
でも一部の気づいた人たちが今、裏で色々動いてるんですよ。」
B「マジか。」
A「実行日は言えないですけど、
一斉に、、、レーン止めます。」
B「マジか。
え、でも急にレーン止まったら寿司が皿から転げ落ちるんじゃ、、」
A「しょうがないことです。世界の真実を暴くためです。
必要な犠牲です。」
B「マジかぁ、、、、
まぁ、、、しょうがないのか、、、」
A「でも、もちろん出来るだけ被害は最小限に食い止めなければと思ってて。
実は今、最先端技術を結集させた『寿司セーフティーネット』の開発が進んでるんですよ。」
B「え、マジ!?それがあれば寿司は」
A「救えます。」
B「すごい!!」
A「ただ今開発費用の問題で開発スピードが少し落ちてて。」
B「え、実行日までに間に合うの?」
A「五分五分ですね。」
B「え、マジ?」
A「ただ、あと8万円あれば完全に間に合います。」
B「8万円、、、」
A「、、、貸してくれますか?」
B「、、、、、貸、、、、さない!!!
なんだ寿司セーフティネットって!?アホらしい!!!
どんなアホ政府だよ!回転寿司で国民の目を逸らすって!!!
そして目を逸らされるわけ無いだろ!回転寿司ごときで!!!
国民をバカにするなよ!!!?
レーンを止める!?
止めたやつブン殴って回転再開だよ!!!
アホか!!!!」
A「、、、、
実は焼肉屋の網を変えるタイミングに合わせて重大な法案を通してる」
B「アホか!もういいよ!」
A・B「どうもありがとうございましたー」
「玉子だけ食べてシャリ残すタイプです」
全部食べなさい。
ロックンロールが鳴ってるよ。