やぁ!!! ザ・電撃パンクゾンビーズ 呉屋だよ!!




「筋トレしようかな」と思いつつ。
しないまんまで3年ぐらい経ちます。










A・B「どうも!よろしくお願いしますー。」



A「いやー、この間、格闘技の試合観たんですよ。かっこよかったですねー。」



B「あー、確かにカッコいいね。」



A「それ観てね、僕も筋トレしようかなーと思ったのよ。」



B「筋トレ?」



A「そうそう。筋肉ついたらカッコいいし
何より健康のためにもしといた方がいいかなーって。」



B「、、、いやー、やめといたら?」



A「え、なんで?」



B「いやー、、、やめといた方が良いと思うよ?」



A「え、なんでなんで?」



B「いやあんまりいいウワサ聞かないし、、、」



A「、、、ウワサ?なんの?」



B「筋肉の。」



A「筋肉の?


、、筋肉のウワサ?

え?なに?
どういうこと?


ごめんごめん、追いついてない。

え、なに?新しいSNSの話?」



B「いや、みんな筋肉に憧れて筋活始めるけどさ。」



A「筋活っていうの?今筋トレのこと筋活って言うんだ?
初耳。知らなかった。」



B「筋肉って相当らしいよ?」



A「相当?相当、何?」



B「いやー、、、」



A「『いやー』って何よ?


いや筋肉つけるのなんか良いことしか無いでしょ。

だって『筋肉は裏切らない』とか言われてるくらいですから。」



B「それ。」



A「それ?どれ?」



B「その『筋肉は裏切らない』ってのがまず間違ってる。」



A「いやそんな事ないでしょ。やればやるだけ筋肉つくし。」



B「でも、ちょっとでも放っておいたらすーーーーぐ居なくなるでしょ?」



A「、、まぁ、サボればな?」



B「ほら。すぐ裏切るじゃん。

そして超束縛強いじゃん。」



A「束縛?う〜ん、、」



B「いやだってそうじゃん。

筋肉との時間より、ちょっとでも友達との飲み会優先させたら
すーーーぐ居なくなるでしょ?

超めんどくさくない?」



A「、、、まぁ、筋トレサボって飲み会ばっかりしてたらな?

いや、『筋肉がめんどくさい』とかじゃなくないですか?」



B「『友達との飲み会!?私とどっちが大事なの!』って言われてるみたいでさ。」



A「言っては来ないけどな?お前はそういう風に感じるのな?」



B「筋肉『飲み会だからって、ちょっとも時間無い?
トイレに行く時につま先立ちで行くだけで私だって嬉しいんだよ!?
そんな簡単なことも出来ない!?』」



A「ふくらはぎかな?ふくらはぎの筋肉が喋ってきてるのかな?」



B「B『まぁ、そうは言っても話に夢中になってついつい忘れちゃうのよ』」



A「言うやつ。男がちょっとめんどくさい女に言うやつそれ。」



B「筋肉『そんなこと言って!話ししてる間も唐揚げは食べてるんでしょ!?
知ってるんだからね!』」



A「唐揚げ食べるのは良いでしょ別に。」



B「B『いやあれは鶏肉だから。お前の為を思って食べてるのよ。
お前のことを忘れた時なんて一瞬もないよ。』」



A「いやさっき忘れてたじゃん。」



B「筋肉『うそつき!!知ってるんだから!本当は中身の鶏肉じゃなくて外側のコロモ目的なんでしょ!?』」



A「カラダ目的みたいに。」



B「筋肉『中身の鶏肉なんかついでで、本当はコロモさえあればいいの知ってるんだからね!この間、コロモだけ食べて中身残してるの見たんだから!』」



A「うわ、B最低。」



B「B『いや違うんだって。信じてくれよ。お前だけだって。
あれから、ちゃんと心入れ替えて、鉄アレイで5回上げ下げ、愛してるのサインやってるじゃん。』」



A「、、、5回?少な。」



B「筋肉『それだって5日前の話じゃない!そんなんで騙されないんだから!!』」



A「しかも5日前かよ。もっとかまえよ。」



B「筋肉『知ってるんだから、、、最近、脂肪とよく居るよね?』」



A「うわ。」



B「『いや違うんだって。あれは妹みたいなやつなんだって。全然そんなふうなやつじゃないから』」



A「はい出た『浮気するヤツが言うセリフオブ・ザ・イヤー』3年連続1位で
堂々の殿堂入り。『あれは妹みたいなやつだから全然そんなんじゃない』。
絶対浮気してる、もしくは浮気に発展するやつ。

『妹みたい』であって、決して妹そのものではない。」



B「筋肉『、、、今日プロテイン飲んだ?』」



A「筋肉のためには必須のやつ。」



B「B『あー、後で飲むよ、、、』」



A「うーわ飲んでないんだ。B最低。」



B「筋肉『、、ほらね?結局何も変わらないじゃん。
いっつもそうじゃん!!』」



A「言え言え。もっと言ってやれ筋肉。」



B「B『、、っせぇな!いちいち面倒くさいんだよ!
ちょっと構わないとすぐ居なくなるしよ!

脂肪は何にも言わななくてもずっとそこに居てくれるんだよ!』」



A「あ、言っちゃった。」




B「筋肉『なにそれ、、、ヒドイ、、、』」



A「うーわ、筋肉ショック。」



B「B『あいつは暖かいんだよ。お前みたいにパッサパサの鶏肉ばっかり食べなくても大丈夫だしよ!!』」



A「まぁ脂肪だからな。」



B「筋肉『Bくん、あのプロテイン、美味しいって言ってたじゃない!!』」



A「筋肉のためのプロテイン。」




B「B『プロテインにしては、美味しいけど!
プロテインにしては、だ!!!!

フライドポテトのほうが圧倒的に美味しいんだよ!!』」



A「うーわ、Bめっちゃ言うな。」



B「筋肉『あ、、、もしかして、プロテイン飲んでも運動してくれなかったのって、、プロテインの栄養を、、、』」



A「まさか。」



B「B『、、、脂肪にあげた』」



A・B筋肉「『最低!』」




B「な?筋肉って面倒くさいだろ?

脂肪つけろよ。あいつはマジで裏切らない。
なんにもしなくてもそばに居てくれる。」



A「もういいよ!」



A・B「どうもありがとうございましたー!」







長男のバレンタインクッキーを明らかに狙う次男。














ロックンロールが鳴ってるよ。