学費のためではなく
 
主に「遊ぶ金欲しさ」に
大学とか専門学校に通いながら
バイトに勤しむ学生に向けて
 
よく言われる言葉で
 
こういうのがあります。 
  
 
 
 
「大学の授業一コマ受けるのにかかるお金は
〇〇円。それを捨ててバイトしてるのはバカらしい」的な。
 
 
 
  まとめてるサイトがありましたので参考にどうぞ。
 
 
以下は引用です。

 
国立大学は授業一コマ約2300円 
私立文系は授業一コマ約3800円 
私立理系は授業一コマ約5300円 

 
とのこと。
 
 
 
だから
 
「授業をサボってバイトに行くなんて 
バカらしい」とのこと。
 
 
 

本当に「授業をサボってバイトする」のはバカらしいか?

 
 
正直、私はそうは思いません。
 
 
 
バイトの経験は
 
就活の時にメチャメチャ役に立つからです。
 
 
 
それは
「アピールポイントが出来る」とか
 
そんな浅はかな理由ではなくて。
 
 
 
 
それよりも数百倍大事な
「就職先を決める時の基準」となる「フィルター」が出来るからです。
 
 
 
 
説明しますね。
  
 

就職先を決める時の基準は何?

 
 
 
私が講演した先の
沖縄の高校生に
「将来どうなってたら幸せか?」の
事前アンケートを取ってもらったところ
  
 
 
「安定した職業について幸せに暮らしたい」との回答が9割でした。
 
 
 
具体的な職業名はほぼ無く。
 
 
 
何を隠そう私もそう考えていたので
わかります。
 
 
 
 
大学で就活をする時期になった時
「給料・休み・仕事内容キツくないか」で
 
将来の仕事、就職先を考えてました。
 
 
 
 
就職先を考える基準は
「給料・休み・仕事内容キツくないか」だけでした。

 
 
これが基準だと就職先は
 
「公務員・大企業・銀行」だけになります。
 
 
実は仕事内容キツいんですけどね。
 
でも定時に帰れるイメージでした。
 
 
 
 
 
当時気づいてなかったんですけど
 
 
 
 
就職先を決めるための基準なのに
「自分に適性があるか」が
全く入ってないんですよね。
 
 
 
 
「仕事内容キツくない(肉体的にも精神的にも)なら
俺にでも出来るだろう」
 
 
 
と、ナメきっていました。
 
 
  
 
そんなことあるわけないのに。
 
 
 
「適性があるかないか」は見ておかないと
「こんなはずじゃなかった」となります。
 
 
 
でも
「基準(給料・休み・仕事内容)は満たしてるはずだ」と
「自分の本当の気持ち」に気づけず
 
 
モヤモヤしたまま働きます。
 
 
そんな状態では 
最高のパフォーマンスは発揮しません。
 
 
最悪、病みます。
 
 
 
 
そして
「給料・休み・仕事内容キツくないか」だけで
就職先決まってしまうと
 
 
就職先決まった時点がゴールになってしまい
 
ゴールの後は成長しません。
 
 
 
 
成長しない人材は
本人が病むか
 
病まなくても周りがすごく迷惑です。
 
 
 
 
「周りがすごく迷惑な人材」って
「安定して食っていける」とは
程遠いポジションになってしまうんですよね。
 
 
 
 
必要ないので。
 
 
 
 
「自分の適性がある」なら
成長したり
周りに対して貴重な存在になる。
 
 
だから
「給料・休み・仕事内容キツくないか」以外の
「就職先を選ぶ基準」を作った方がいい。
 
 
それを基に決めた方がいい。
 
 
 
「自分の適性」を知るのがすごく大事。
  
 
 
 
 
だから
「どんな適性があるのかどうか」という
基準を作る作業をしないといけない。
 
 
 

就職先を決める基準の作り方。

 
 
「どんな適性があるのかを知る」というのは
とても大事。
 
 
 
じゃあどんな方法で知ることが出来るのか?
 
 
 
それは
 
 
 
 
とりあえずやってみること。
 
 
 
 
とりあえずやれば
「合うな・合わないな」ってのがわかります。
 
 
 
ウダウダ考えるより
手取り早く知れます。
 
 
 
 
例えば「レジ打ち」をやったとして
 
 
そこで
 
お客さんとのコミュニケーションが
好きなのか嫌いなのか
 
作業効率を上げるのを考えるのが
好きなのか嫌いなのか
 
 
 
売上に貢献するために何をすればいいのか考えるのが好きなのか嫌いなのか
 
 
 

とか 
わかります。
 
 
 
それは就職先を決める基準になり得ます。
 
 
 
そうやって自分なりのフィルターを
作れば
 
 
 
就職先は
「公務員・銀行・大企業」とかだけでなく
 
選択肢の数も増えますし
適性が合うので質も上がります。
 
 
 
「適性があると思う方」にいけるので。
 
 
 
 

大学の授業では適性はわからない

 
 
沖縄のとある
県立高校の三年生に聞いたアンケートから察するに
 
 
「こういう職業になりたいから進学」派より
 
 
 
「将来の仕事は安定してるのがいい。
けど具体的には決まってないからとりあえず進学する」派が多いと思います。
 
 
 
 
アンケートから見るに
7割くらいは
具体的な職業も決まってないかと。 
 
 
 
 
しかし
「自分の適性がなんなのか」は
進学したって、実際はわかりません。
 
 
 
働いた時にわかります。
 
 
 
卒業後にわかっても
それでは遅い。
 
 
 
 
就活までに知っておくのが大事。
 
 
 

授業を受けるより、バイトした方がいい基準が出来る。

 
 
 
となると
たくさんバイトして
経験しておいて
 
 
基準作ってた方がいいと思います。
 
 
 
まぁ
ずっとレジ打ちだけとかだと
基準作りもそんなにできないと思うので 
ある程度色んな経験を
させてもらえるところがいいと思いますけど。
 
 
例えば仕入れまで担当するとか。
 
 
 
 
 
色んな経験があればあるほど
「どんな適性があるのか」を知れるので
 
 
成長出来る職業につける可能性が高くなり
 
 
必要とされる人材になり
 
ずっと食っていけます。
 
 
 
 
大手より小さいとこがオススメ。
 
 
色々やらせてくれるので。
 
 
 

「将来何をするかわからないから進学」なら進学しないでバイト色々した方がマシ。

 
 
 
最近、そう思います。
 
 
 
「将来就きたい職業が決まってる」人は
進学していいと思う。

授業受けた方がいいと思う。
 
 
その職業に必要なことを学びに。
 
 
 
この記事でも書きましたが、「とりあえず大学、とりあえず公務員」は苦しみを生みます。
 
 
 
 
大学の授業一コマ数千円。
 
 
 
それよりも基準を作る方が
はるかに重要だと私は思います。
 
 
 
そんな「数千円を損するのがもったいないから」って変な理由で出なくていい。
 
 
 
授業に出れば
それなりに学びはあると思うけど
 
 
「就職先決める基準」出来てないのに学んでもあんまり意味ないしね。
 
 
 
 
 
ちなみに私は
「将来就きたい職業がわからない」のに授業受けるのがなんか嫌で
よく海を見に行ってました。
 
 
 
海を見ていても「基準」は出来ませんでした。
 
 
 
 
ただ海見てただけでした。
 
 
 
数千円をムダにしつつ
基準もつくらず。
 
 
 
アホでした。
 
 
バイトするべきだった。
 
 
 
 
 
そうなんですよ。
 
 
そもそも進学はしなくていいと思う。
 
 
「就職先決める基準」も決まってないなら
授業での学びは意味ないので。
 
 
 
それよりも 
働いて「自分の適性がわかる」のがずっと有意義。
 
 
 
 
 
進学自体が損な気がします。
 
 
「とりあえず進学」なんて。
 
 
 
 
 
「でも周りは進学するのに
自分だけ進学せず働くのは不安」
 
 
 
と、当時の私なら思うと思う。
 
 
 
 
そして今
 
そんな当時の私にこの本を贈りたい。
 

 
青木真也著 
「空気を読んではいけない」 
 
 
総合格闘技のトップランナー。
 
 
 
 
 
 
「周りと同じ」が生むのは
「馴れ合い」だけ。
 
 
 
そして「馴れ合い」は
向上心を奪う。
 
 
 
「仲間がいるから頑張れる」ってのはホント。
 
 
 
でも
「仲間」ってのは
独立した孤独な人の集まりだよ。
 
 
「馴れ合い」ではない。
 
 
 
意見も違うし
嫌いな人もいる。
 
 
 
ワンピースのサンジとゾロも
ケンカばっかり。
 
 
 
それでも「仲間」なんだ。
 
 
 
「馴れ合い」じゃない。
 
 
 
 
周りに合わせるな。
 
 
 
 
 
空気を読むな。
 
 
 
 
「周りを見る前に、お前は、どうなんだ」
って言ってくれる本。
 
 
 
 
 
青木真也氏と
沖縄でイベントの企画をやるよ。
2月26日。
 
 
 
詳しくはここに書いてある。
 
 
 
 
「総合格闘技のトップランナーとの企画をするのに
適性があるのかどうか」が
わかるよ。
 
 
 
 
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