やぁ、ザ・電撃パンクゾンビーズ 呉屋だよ。
「マーケティング」って知ってる?
ざっくり言うと「価値を創造して届ける」的な感じなんだけど。
仕事には必要なことなんだ。
「誰かの役に立つこと」を生み出して
それを「届ける」。
それらのことを言うんだ。「マーケティング」って。
例えば
めっちゃ美味しい糸満の島どうふ
宇那志豆腐店。
あんなに美味しいけど
もし「誰も知らなかったら」買ってもらえない。
「美味しい」って「価値」はあるのに。
「価値」を作ったら
「届けなきゃいけない」んだ。
(今の宇那志の社長は「食べてもらえればきっとわかってもらえる」と
飛び込み営業で届けて回った。そうやって届けた。
あとはその商品力でお客さんをファンにして
ファンの声でスーパーとかに置いてもらった。)
学校の勉強は面白いと感じることの少なかった僕だけど
この「マーケティング」ってヤツには結構ハマってる。
とても面白い。
「人の役に立つことを考える」のは楽しいし
「その価値がどうやったら届くか」を試行錯誤するのは楽しい。
で、この「価値を創造して届ける」っていう
「マーケティング」を勉強したり実践したりしていくうちに
「あれ?これ学生が社会に出るときに役立つんじゃね?
てか俺が学生のとき知りたかったわ」
と思ったんだ。
だってね。
おれは学生のとき
「言われたことだけやる」ような生徒だった。
出た問題を解くことばっかりな学生。
そして問題には「正解」があった。
問題の解き方を覚えてばっかり。
数式だったり
漢字だったり
英文の読み方だったり。
でも実は
それらは全部ただの「道具」で
「何か目的を達成すること」に使うものだったんだ。
でも自分は、「自分で考える」ってことをせずに
(将来のことを考えるのはとても面倒だった。)
ただ目の前の問題を解くだけの人間になってた。
中間テスト・期末テスト・模試・センター試験
で、大学では「単位取得のための授業出席やテストやレポート」。
「目的」を持つことをしなかった。
「自分で考える」より
「出された問題を解いてた」方が楽だったから。
気がつくと
「道具を使うことが得意だけど
誰かの指示がないと自分では動かない道具人間」になっちゃってた。
「将来何がしたいかわからないけど
とりあえず給料の安定したところ。休みがあるところ。
定時に帰れるところに就職したい」
って感じ。進路を選ぶとき。
どこかで「このままでいいのかな」って思いながら。
自分は運良く
その時の彼女(今の嫁)が背中を押してくれて
自分には「何ができるのか」とか
「とりあえずやってみよう」と思えたけど
もしいなかったらどうなってたか本当にわからない。
ずっと何もしてないかもしれない。
いやまじで。
道具人間は目的を与えられないと
動けないから。
自分で考えることをしてこなかったツケなんだ。
そして
背中を押されて飛び出した社会では
問題を自分で見つけるところから始まるし
しかも正解はない。
あるとしたら「自分はどう思うか・どうしたいか・なんでしたいか」。
で
「マーケティング」の
「価値を作って、届ける」って流れの中で
「価値」を考える時に
「何が価値になるのか」を考える過程があってね。
要するに「何が喜ばれるのか」ってこと。
そして「自分には何ができるのか」も考える。
「自分のできること」が「誰かにとっての価値」になるってことを
深掘りしていくんだ。
「マーケティング」って。
もちろん最初からすぐに「価値」になることは少ない。
だから試行錯誤をするし
失敗もたくさんする。
練習もたくさんしなきゃならない。
ってことも試行錯誤の中で学んだ。
学校のテストでは「問題を間違えてはいけない」だけど
「マーケティング」は
「自分の価値」を高めるために試行錯誤を繰り返す。
間違いもする。
でもその間違いは
「自分にできること」の精度を高めることと
「困りごと・あったら嬉しいものの発見」の精度が高めることにつながる。
とても楽しいんだ。
迷惑をかけることも超あるけど。
心苦しいこともあるけど。
でも
大事なのは「迷惑をかけないようにする」ではなく
「迷惑はどうやっても絶対かかるから
そこから役に立つことをみつける」
みたいなスタンス。
「あの時の自分みたいな学生」が
「マーケティング」を知ってれば
「自分にできること」と「問題の発見の仕方」がわかって
「価値を創造」して
しかも「届け方」もわかるっていう。
社会に出る時
僕の場合は「彼女」が背中を押してくれた。
でも「マーケティング」を知ってれば
そいつが背中を押してくれると思うんだよ。
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