こんにちは
ザ・電撃パンクゾンビーズ
〜シビれるロケンローマーケティング野郎〜
不死身の「売れる仕組み」ナビゲーター
呉屋です。
いくつか方法があって。
商品を愛してもらうか
売る人を愛してもらうか
もしくは両方。
商品を愛してもらう方法として
有効な手段は
- 商品のストーリーを伝える事
- 商品がお客さんの手で完成する事
この2つ。
「商品のストーリーを伝える事」は
その商品ができた経緯とかを話す。
商品のストーリーを知らない人に取っては
「ただの少し古いジャズベース」。
でも
「ザ・ピーズや亀田誠治が弾いてた、同型のジャズベース」と伝えると
違って見えるんですよ。
わかりますかね?
iPhoneの機能説明だけより
「スティーブジョブズの狂気にも似た情熱と、社員の哲学の美しい結晶です。スティーブジョブズはこういったんです。
ボタンひとつのやつを作れ。って。
番号だけでも0から9まである。
それなのにボタン1つ。
狂ってる。
しかし
もっと狂ってるのは
それを実現させてしまった事」
って感じで説明する。
「ケータイ電話」を「結晶」に持っていく。
そういうこと。
そしてもう1つ。
「商品がお客さんの手で完成する事」
例えば
iPhoneだと
あなたに合わせたアプリで
あなただけのiPhoneにする
ってこと。
iPhoneは「お客さんの手で完成する」。
そんな感じ。
昨日行った田嘉里酒造所の「泡盛」。
ただの「お酒」ではありません。
600年前に大陸から渡り
脈々とこの島に根付き
大宜味村の湧き水と
ここでしか育たないバランスの麹菌で
奇跡的に今の味に成り立っている。
初代が始めた酒造所。
それを引き継ぐまるた娘。
脈々と引き継がれた泡盛が
グレたり
アメリカ行ったり
ADACHI先輩とつながったり
濃厚な時間を重ねてきた
まるた娘へバトンされるわけです。
その「接点」に立ち会えた「奇跡」。
しかも
「泡盛」はここで「完成」ではありません。
「寝かせば寝かすほどに価値が高まる」んです。
「古酒」と呼ばれるものになっていきます。
新酒で買って寝かせておくだけ。
甘くなっていきます。
手入れの方法は全然難しくありません。
くわしくは「まるた娘」に聞いてください。
生まれた赤ちゃんと同じ年に詰めた
泡盛買うといいですよ。
もしくはプレゼント。
その子が20歳になった時。
同じ時を重ねてきた泡盛を飲むんです。
その子と。
そこで何を話しますかね。
生まれた日の事。
その日までの思い出。
少し恥ずかしいかも知れませんね。
大丈夫。
「泡盛のせい」にしてしまいましょう。
わかります?
お客さんの手で完成させる。
「その日」に飲む泡盛は
他のどれとも同じではない。
そのお客さんしか完成させきれない
「泡盛」なんですよ。
そういったとこ
伝え「続けて」いけば
「商品」を愛してもらえやすくなります。
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