去年よりおもしろくなりたい。

はい。

 

おもしろい文章の書き方ー実践編ーの続き。

 

「おもしろい文章の書き方」の
大雑把な流れはこちら。

 

①「テーマ」を決める。

②「テーマ」を「構成するイメージ」を
一つずつ意識する。

③「テーマ」を「構成するイメージ」について
大きくしたり、小さくしたり、逆にしたりして「材料」を増やす。

④「材料」を使って組み立てていく。

 

私の「おもしろい文章の書き方」では
①の「テーマ」は何でもいいです。
 
って話でした。
 
 
次は②の説明。

「テーマ」を「構成するイメージ」を
一つずつ意識する。

ってやつ。

 

「自分がそのテーマについて知ってる事」を
一個ずつ意識するって感じ。

 

例えば「コーヒー」なら
(今コーヒー飲んでるので。)

・目がさめる
・リラックスタイム
・甘いものと合う
・大人の味
・黒い
・子どもは飲まない
・カフェイン入ってる
・牛乳入れると美味しい
・砂糖入れて飲む人もいる
・合う音楽はジャズ・ボサノヴァ
・コーヒーカップ
・熱くして飲む
・モーニングコーヒー
・アイスコーヒー
・おしゃれな飲み物
・タバコと合う
・淹れる作業がカッコイイ
・焙煎
・スターバックス

などなど。

この一つ一つを「軸」にして
「大きく」したり「小さく」したり
「逆」にしたりして考える。

 

例えば「大きくする」なら
・目がさめる
→1日くらい眠れなくなる

・リラックスタイム
→からだに力が入らなくなって思考力低下する

・甘いものと合う
→甘いものがないと無理なくらい超ニガい。

・淹れる作業がカッコいい
→淹れる作業のかっこよさをより尖らせるために
BGMに合わせたり
かっこいい演出とかでプロモーションビデオ作る

とかね。

 

「小さくする」なら
・黒い
→透き通るくらいの薄さにする

・コーヒーカップ
→おちょこくらいの大きさにする

・カフェインが入ってる
→カフェインを少なくする
 
 
 
「逆にする」なら
 
・ジャズが合う
→ロックが合うコーヒー
 
・黒い
→白いコーヒー
 
・モーニングコーヒー
→夜に飲むナイトコーヒー
 
とかね。
 
 
 
今は「材料をとりあえず出す」
って段階なので
 
 
「使えるかどうか」は
あまり見なくていいです。
 
 

 
やるとわかりますけど
 
結構疲れるんですよこれ。
 
 
 
「思考力」もね
 
「筋力」と同じです。
 
思う存分使いたければ 
鍛えなきゃならない。
 
 
 
こんなに惜しみなく
「やり方」を出しても
 
 
「どうせ真似できない」です。
 
 
  このやり方は
「視点を変える」ってとこに
なるかと思います。
 
 
 
 が
 
 
「腕力を上げたいなら
腕立てを100回するだけ。」
 
 
って感じ。
 
「おもしろい文章を書きたい」なら
 
「このやり方」で 
ある程度出来ます。
 
 
でも
 
「思考力」も
「筋力」と同じです。
 
 
「考える」ってカロリー消費するんですよ。
運動と同じことです。
 
 
腕立て10回が限界の人が
いきなり100回出来るようにはなりません。
 
 
 
日々の積み重ね。
 

 
慣れてくると 
それほど疲れません。
 
 

 
慣れるまでは大変です。
 
 
少しずつでも「毎日やる」ってのが
向上するポイント。
 
 

 
一度アンテナの立たせ方を 
覚えれば 
 
 
材料はどんどん入ってくるので 
考える事がどんどん「多角的」になります。
 
 
 
使わない「材料」もたくさんあります。
 
でも「選べる」ってのは大事です。
 
 
思考力がついてくると 
材料が増えて 
さらに思考力がつきます。
 
 
でも 
考えないと 
 
思考力って全然つきません。
 
ひとつの物事からでも
 
一方はその情報からでも 
材料をたくさん生み出せる。
 
一方は情報そのものだけ。
 
 
 
そこにアウトプットも加わると 
なおさら差は広がる。 
 
 
 
「妄想が止まらない」って人
毎日筋トレしてる感じです。
向上していってますからね。
 
ひとつの物事から広がっちゃうんですよ。
 
 
 
脳みそマッチョです。
 
 
 
でも筋肉みたいに
「目に見えるスゴさ」がないから
 
わかりにくいんですけどね。
 
 
この作業が出来るメリットは
ひとつの物事を
たくさんの軸の座標から
考える事が出来る。
 
 
コーヒーについても
 
「飲み物」って軸だったり
「リラックス」って軸だったり
「音楽」って軸だったり
「パフォーマンス」って軸だったり
「オシャレ」って軸だったり
 
 
色々な座標から見れる。
 
商品の可能性を広げる事が出来る。
 
「視点を変える」ってのは
やったほうがいいと思ってます。
  
 
お金もかかりませんし。
 
 
でも
 
金はかかりませんが
時間はかかります。
 
筋トレと同じ。
 
 
 
何か物事に対して
10個考えてみる。
とか。
 
 
慣れると
自転車や
ペン回しみたいに
 
 
流れで出来るようになります。
  
 
 
私も毎回いちいち
「材料出すぞー!!」とは思いません。
 
 
全く関係ない軸を用意したりして
 
その軸ではここらへん。
 
とか考える感じ。
 
 
軸を出す時や
大きくしたり小さくしたり逆にする時の
心の持ちようとして
大事なのは
 
 
「感情はなるべく排除する」ってこと。
 
無感情は無理。人間だし。
 
でも、なるべく排除する。
 
 
 
 
例えば
 
「戦争」って物事で
 
 
「嫌い」って感情大きくすると
 
「戦争が好き」って軸を
考えられなくなるから。
 
 
日本の発展にも「戦争」は
大きく「貢献」してるしね。
 
 
おもしろい文章を書くときには
好き嫌いの偏りを
なるべくしないで書く事をオススメします。
 
 
 
 
今日は「材料の出し方・加工の仕方」でした。
 
 
次の記事は
 
いよいよ組み立て方。
 
 
 
 
自分がどうやって文章書いてるか
分解して自覚するってのも
楽しいね。
 
 
 
 
「おもしろい文章の書き方」企画しようかな。
 
 
おもしろい文章に大切な思考力は
筋力と同じだからね。
 
 
一朝一夕じゃ無理だな。
 
 
「おもしろい文章書く」企画。
やろっかな。
 
 
誰か、雑誌とかのスペースと
原稿料ください。
 
 
多角的に考えられるようになるよ。
 
世界が広がるよ。