さて

 

こないだ沖縄の宜野座高校3年生に

話をさせていただいた後に

勇気を出して「好き」に進む第一歩を

その授業でして欲しくて

「本当はなにしたい?」って

聞きました。

 

 

勇気を出して「好き」に進む第一歩は

まずは「書く」って事。

 

 

「本当に好きな事を自覚する」ってのが

第一歩になる。と思って。

 

「わからない」もオッケー。

 

 

それはそれで

「わからない」ってことが「わかった」から。

 

 

あの頃の自分みたいな

「とりあえず安定」ていう

「借り物の答え」を

持って欲しくなかったから。

(自分で考えて「安定」なら全然オッケー)

 

その「本当はなにしたい?」って

回答の中に

「働きたくない」ってあった。

 

 

 

 

さて。

さてさて。

 

その答えを書いた人の頭の中にある

「働く」ってことと

今の私の頭の中にある

「働く」ってことは

同じじゃない気がする。

 

 

これを書いた人の頭の中にある

「働く」は、きっと

「借り物の答え」を持っていた

「あの頃の私」と同じなんじゃないかと

思った。

 

私も、できるなら、働きたくなかったから。

 

「あの頃の私」が思ってた

「働く」ってイメージは

 

・我慢をたくさんする

・心にもないことを言う

・お金のためならなんでもする

・疲れる

・「好きを仕事にする」と儲からない

・つまらないことをやる事

・たくさん怒られる

 

 

 

激ネガティブですね。

 

でもしょうがない。

そう思ってたんだから。

 

 

 

これ今思い返してみると

「自分に自信がない」ってことだったな。と。

 

だってさ。

 

「どの仕事についても

超うまくやれる」と

思ってたなら

こうは思わないもの。

 

「自分はできない」って前提があって
(それは今も変わらない)

 

でも

「できない事をできるようにする」って

知らなかったから

自信は、ないまんま。

 

 

「できる事」は最初からある程度できるし

「できない事」は最初からできないと思ってた。

 

 

でも

今は

「できない事」は「できる事」にすることが出来るって

知ってる。

 

 

「成長」というらしいですよ。

権力を持った人が使うイメージ。

 

 

私が、最初に「成長」を感じたのは

バンドを組んだ時。

ベースでした。

スクリーンショット 2016-08-16 2.08.58

最初ね

「リンダリンダ」も弾けなかったよ。

腕痛いし

マメも潰れるし。

弾き通せなかった。

 

 

でも

腕痛いけど

マメ潰れたまんまだけど

1ヶ月も練習して

「できないこと」をやり続けた。

 

 

「好き」だったんでね。

 

すると

「できるようになる」って瞬間が来るわけですよ。

 

 

 

最初は

「これ、出来るようになるとはとても思えない」

だったんだけどさ。

 

「うーわ、これ、才能ないわ〜」と思ったんだけど。

 

高校から中学からやってた経験者は

平気な顔して弾くわけですよ。

 

でも自分はできないわけです。

 

ちょっと凹むよね。

ちょっとってか

 

かなりね。

凹む。

 

 

でも辞めずに。

 

ちょっとくらいなら

才能なくても弾けるんじゃないかと。

一曲くらいなら。

好きな曲だったしね。

 

続けてたら

弾けるようになってた。

ヘタクソだけど。

 

 

でも

「弾き通せない」が

「弾き通せはする」になってたわけ。

 

 

で、弾いていくうちに

別の曲も弾く事になり。

 

 

「またあの苦労をイチからか〜」と思ってたけど

今度は

「リンダリンダ」ほどは苦労しないで弾けるようになる。

 

 

「ロクデナシ」か

「ハンマー」だったと思う。

 

「リンダリンダ」で「できるようになった事」は

ゼロにはならなかった。

 

そして

「できる事」は一つずつ

増えていきました。

 

 

今思えば

私が

どんな事にでも

「もしかしたらできるようになるかもしれない」って

思えてるのは

 

この経験が大きいかも。

 

 

①「できない事」をする。

②続ける

③できるようになる

④「できる事」が増える

 

って一連の流れを

自分で決めてできた」ってのが。

 

ただ「できない事ができるように」って事だと

「勉強」もそうだったし。

 

でも「勉強」は私にとって

「借り物の答え」の上の事だったから。

 

 

その土台を

「自分で決めた事」(バンドする)にしたのは

これが初めてだった。

 

 

「自分で考えて決めた」って事の

土台の上で

「できない事ができるようになる」って事を

経験したら

きっと

「働く」に対する意識も変わる。

 

 

 

楽しくなるよ。

 

 

「自分にできない事」が

「できる」ようになって

得意な事も見つかり出して

「役に立てる場面がある」ってなればさ。

 

 

絶対「働きたくない」とは

思わない。と、思う。

 

今、私は、「働きたくない」って思わない。

「成長」って、楽しいんだぜ。

 

 

 

 

「自分の好き嫌いを知ってほしい」ってのは

この「成長」に必要だから。

 

 

「自分で決めた」土台を作るために。

 

 

「借り物の答え」の上でいくら

「できない事」が「できる」ようになっても

それは「思考回路を変えるほどの経験」には

ならない気がする。

経験上ね。

私はそう思う。

 

 

 

だから

 

①「自分の好き嫌い」を見つける

②「できない事ができるようになる事を知る」

 

はとても大事。

 

 

そして

 

「好きを仕事にしたい」なら

その「できるようになった事」から

「相手の価値になるかもしれない事」を

差し出していく。

 

「価値があるかどうか」を決めるのは

「相手」だからね。

(それがキツくもあり楽しくもある)。

 

 

別に

・嫌な事を我慢してやる

・心にもない事を言う

・つまらない

 

「働く」ってことじゃないよ。

自分でできるようになる。

「楽しくする」事ができる。

 

 

 

「楽しくする事ができる」事を知ってしまった今。

 

「誰だよ!働くのが嫌の事みたいに思わせたやつ!!

騙すなバカ!!お前が知らなかっただけだろう!!!」

って怒りがメラメラしてるからね。

 

復讐ですよ。

復讐。

こうやって「伝えようとする」のは。

 

 

 

でもいくら

こうやって書いても

きっと伝わらない。

「自分で経験する」しかない。

 

 

だから

「好きな事」で

「自分が決めて」

「できない事」が「できるようになる事」を

知ってください。

 

もし

「そんな事言われても

自分の好き嫌いがわからない」なら

日々の出来事に対して

いちいち

「これ、私好きかな」とか

「これ、必要だと思ってるかな」って

思ってみてください。

 

 

最初は疲れるけどね。

 

 

大丈夫。絶対変わる。

変われる。

「私、自分の好き嫌いがよくわからない」と

思ってても。

絶対変われる。

 

 

 

 

私はリンダリンダ弾けるようになりました。

 

 

 

最初は、「できなかった」んだ。