さて。

この世界は
「エネルギー保存の法則」や
「質量保存の法則」に見るように

「等価交換」が成り立ってます。

「何かを交換する時には
同じ質量の何かを出さなければならない」
ってことです。

これは商売にも
置き換えることが出来ます。

商売の基本的な
仕組みはこれ。


1000円のお金と
1000円の「価値」のある商品の交換。

「1000円の価値」は誰が決めるのか。
それは交換する相手です。
つまりお客さん。


1000円は誰が見ても1000円。
不変的。

あなたの提供する
商品の価値はお客さんが決めます。


「1000円の価値」だと感じて
1000円と交換する。

これが基本です。
「等価交換」。

でも仮に
買って商品を使った後に
「これは800円の価値だったなぁ」と
感じた場合はどうなるか?

↓こういう場合。


等価交換なはずなのに
200円分足りません。

これはこのままでは
終わりません。

だって「等価交換」は
「宇宙の法則」ですから。

「宇宙の法則」。。。
 
 
 
 
 
なんか宗教じみて来ました。
 
 
 
 
話を戻して。

では200円分足りませんってのは
どうするのか?

それはこうなります


自分の好かれポイントや魅力、
わかりやすく言うと「好感度」から補うのです。

補った分は減ります。
 
 
逆に 
「価格以上だ」と思われれば
 
好感度は貯まっていきます。
 
そして人は当たり前のことですが
自分が感じる「好感度」の高い順に店に行きます。
 
 
 

低いと行きません。
絶対に。

いくらか付き合いのある店で
好感度が貯まっていたらいいのですが

新規の場合は
基本的には
好感度がほぼないので
 
 
「値段と見合った価値じゃない」と
思われた場合には
 
好感度がマイナスになります。
 
 
 
そしてその店には二度と行きません。
 
 
初見で行かなくなるパターンは
だいたいこれ。
  
 
 
「好感度」の質についてはこんな感じ。

大きく分けて3つです。

①お金
これは安売りなんかで貯まります。

②商品
これは商品そのものの魅力で貯まります。

③人間性
これは商品を売っている人や店の魅力で
貯まります。

お店が持っている「好感度」の質の
総合力で
どこに行くか決まります。

商売は「好感度」の
総合格闘技。

図にするとこんな感じ。

この例では
安売りで負けても
商品力で負けても
人間性で勝ってたら
「来店理由」になります。

ところで
「人間性」はどういったところで貯まるのか?

それは
その店の人のサービスだったり
気配りだったりで貯まります。

または
その店の雰囲気やセンス。
見えないところです。
 
 
 
「人間性」の中には
想いや理念なんかも
入ってきます。
 
 
 
 

いわゆる「ブランド」にも関わってくるところ。

 
 
 
 
 
 
 

例えば
 
長嶋茂雄が
デザインした服を売っているとすると

「安売り」なし
「商品力」なし(失礼。でもデザインのセンスはプロには敵わないと思う。)

でも「人間性」がめちゃめちゃあるので
 
 
 
たぶん「来店理由」になります。

そんな感じです。

この「好感度」を
安売り以外で貯めていって
「来店理由」をつくり

買ってもらって
頂いたお金以上の「価値」を
感じてもらって

また「好感度」を貯める。

これが最高な
「売れる仕組み」になると思います。
 
 
 
「安売り」で集めると
お金をたくさん持ってる方が勝ちなので 
「安売り」以外で集めるのがベスト。

また
「人間性」は
ブログやSNSでも構築出来ます。

会って話をしたり行動を共にしたりして
色々なことを共有したりして
高めていくこともできます。
お客さんに「作る側」に回ってもらうってのも

1つの手です。

まとめ

・商売の基本は「等価交換」

・「好感度」を貯めればお客さんは来る。

・「好感度」は、「安さ」「商品力」「人間性」で貯めることが出来ます。