先日

こんな記事(将来島に帰りたいと思ってるのは6割)を読みまして。

まぁザックリ説明すると

沖縄の離島への高校生へのアンケートで

「将来は島に帰りたい。」ってのが6割。

「戻らない」って回答の理由は、島の課題として「娯楽施設が少ない」ってのと「仕事がないから」だったと。
 
 
 

「仕事がない」を「島の課題」だと思ってる生徒と周りのオトナのヤバさ

 
生徒側も、周りのオトナも、「仕事がない」を「島の課題」だと思ってると、ヤバイですよ。
 
 
だって
 
 
そこにあるのって

生徒側の意識として

「仕事を自分でつくる」って選択肢が

ハナからない。

(まぁ本当は理由なんてどうでも良くて、島から出たいだけで

「島に戻りたくない理由」として

周りが「しょーがないね」ってなりやすいってだけで選んでるのかも知れませんが。)
 
 
 
 
「仕事がない」って

「仕事は、用意されたものの中から選ぶもの」って意識が、こびりついてる。
 
 
 
 
そして
 
島のオトナたちも

「島に戻らない」のが

「島に仕事がない」からだと

思ってるし
 
 
 
「島に人を戻す解決策」として

「島に働ける場所を用意する」になりがち。
 
 
 
 
そこにあるオトナたちの意識には

「生徒たちが、自分で、仕事をつくるなんて事が出来ない」って意識がこびりついてる。
 
 
 
 
生徒たちのチカラを全くもって信じてない。
 
 
 
生徒たちは「仕事は用意されたものの中から選ぶ」しかないと思ってるし
 
 
 
 

オトナたちも「島に働ける場所を用意しなきゃ」と思ってる。
  
 
 
 
 
そして一番の問題は

「仕事がない」のが

「島の課題」だと思ってる。
 
 
 
 
これでは解決しない。
 
 
 
 
だって

生徒もオトナたちも

当事者意識が、本当は、無い。
 
 
 
 
 
だって「ジブンゴト」だと思ってたら

絶対に「仕事をつくる」もの。
 
 
 
 
 
今の時代、ネット環境あれば

いくらでも作れるもの。
 
 
 
 
 
しかも

「沖縄の離島」なんていう利点がある。

観光客がこれだけ来るほど

「魅力的に映ってる島」なのに。

やりようなんかいくらでもある。
 
 
 
 
 
 
 
それでも「仕事がない」なんて。
 
 
 
 
本気でもなんでもないってこと。
 
 
 
「島の課題」ではなく 
  
 
 
「あなたの課題」だし
「私の課題」だ。
 
 
 
 
 
もしくは

「仕事はオトナが用意するもの」なんて

「呪い」にかかっちゃってる。
 
 
 
ずぅーっと過保護。
 
 
 
記事には「離島」ってなってるけど

「本島」にもこの問題は根付いてる。
 
 
 
 
オトナたちが(私が)するべきことは

「生徒たちの仕事を用意する」事ではなく

「生徒たちに自分で考えてもらう」ってこと。
 
 
 
 
 
だって

「用意された仕事しかする能力がない」ってんなら

機械化の波に

AI化の波に

飲まれてしまう。

低賃金で働くしかなくなる。
 
 
 
 
必要なのは

「自分で考える」ってこと。
 
 
 
そのためにオトナが(私が)することって

私は

オトナたち(私が)が

「自分で考える」ってのを「してみせる」事だと思う。
 
 

「教える」んではなく「やってみせる」

いくら

「教える」をするより

「やってみせる」の方が

はるかに「伝わる」し。
 
 
 
「やってみてダメなら変えたらいい」なら

実際に「やってみて」、いいとこだけじゃなく「ダメだった」ってのも見せて

「じゃあ次はこうしよう」ってのを

やってる姿を見せた方がいい。

と、私は思ってます。
 
 
 
 

だから


こんなカッコで講話したりしてる。

失敗もたくさんした。

値段設定ミスって集客ゼロだったイベントもあるし

内容が散々だったものもある。
 
 
 
 
 
でも

「次はこうしよう」と

懲りずになんかやってる。
 
 
 
 
 
「仕事がないと思われてる」のは

「島の課題」ではなく「私の課題」だから。
 
 
 
 
だって

私には「生徒たちに仕事がないと思わせてる責任」がある。

だから

色々してる。
 
 
 
 
 
今はコンサルの他に

豆腐屋さんでも働いてる。

「コンサルするなら現場に立った方が伝わる」と思ったから。
 
 
 
 
 
 
そして

「給料が低いなら、自分であげればいい」と思ってるから、その実験もかねて。
 
 
 
 
最初は「給料いらないから働かせてくれ」って頼んだ。
 
 
 
そこから 
お客さんにたくさん買ってもらえるようにして給料を上げてもらおうと思ったから。
 
 
 
 
でも「無給はダメ」って。(社長いい人)

給料もらってます。

そして今、給料上げられるように

色々やってる。

そしたら

それがキッカケで

来てくれたお客さんも出来た。

(でも本当のところを言うと

入る前から右肩上がりの会社なので

「呉屋が入ったからV字回復した」ってのが出来ない。嬉しいけどもだ。)

現場では失敗もたくさんしてる。

色々、繰り返してる。
 
 
 

生徒たちに伝えた結果

そんな私が

昨年、いくつかの学校で講話をさせて頂いて。

ある日の講話の後にはこんな内容の感想を頂きました。

「きれいごとばっかだと思いました。でも、少し前の自分はきっと、ゴヤさんの考えに、大賛成だと思う。今の自分が好きぢゃないからこーマイナスに考えてしまうんだとも思う。自分のかちって何だろう?そんなの考えもしなかった。自分を自分が下げてしまっていたんだと気づけた。とても、よかった、のかは、分からない。でも夢を叶えたいなって思えた。ありがとうございました。」
 
 
 
 
揺れてますね。

グルグルしてますね。

生徒が「考えもしなかった」ことを

生徒の頭に、残せました。

そしてこの、一文。

「とても、よかった、のかは分からない」

これはもう嬉しいです。
 
 
 
 
 
 
 
学生の時、職業講話の感想って

私は「とてもよかったです」って書いてました。
 
 
 
 
 
その方が無難だから。

どんなにつまらなくても。
 
 
 
 
 
だってわざわざ

「つまらなかったです」って書いたって

何のメリットもない。

もしかしたら怒られちゃうかも知れないし。
 
 
 
 
そして

そんな「とっても良かった」って感想の講話は

本当は、響いてないのを知ってる。

残ってないのを知ってる。
 
 
 
 
 

だから


こういう

「考えるキッカケになれたんじゃないか」

みたいな、感想を貰えると

すっげーーー嬉しくなる。
 
 
 
 
 
 
 

生徒たちに必要なのは

「価値観をひっくり返すこと」。
 
 
 
 
 
「呪いを解く」こと。
 
 
 
 
 
そこから

「こうしてみよう」って芽が生まれる。

それの積み重ねで「世界」を変えられる。
 
 
 
 

オトナたち(私)もそう。
 
 
 
 
だから

私は

「教える」んじゃなくて

「やってみせる」ぜ。
 
 
 
 
 
「ありきたりな職業講話」に飽きたなら

ザ・電撃パンクゾンビーズにご一報ください。

揺らしますから。生徒の価値観。
 
 
 
  
そして

「仕事がない」のが「島の課題」だと思ってる

沖縄の方々。
 
 
 
 

ザ・電撃パンクゾンビーズが

必要だ。
 
 
 
 
「呪い」も 
「常識」も 
今夜、パンクロックで、壊すんだ。
 
 
 
 
 
 
 
「何か変わりそうで眠れない夜」が来るのを待ってちゃいけない。
 
 
 
 
 
君の胸は、君が、張り裂ける(You can)んだよ。
 
 
 
 
 
 
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