さて

 

 

私は公的機関で働いていました。

公的機関といえば「安定してる職業」ナンバーワンですよね。

 

「終身雇用」で
給料は「年功序列」です。

 

 

「終身雇用」、「年功序列」の組織に勤めて
わかったことがありますよ。

 

 

組織での「終身雇用」はさ。

 

「変化せざるを得ない状況」とセットじゃないと
うまく機能しない。

 

「年功序列だけ」だと
うまく機能しない。

 

「年功序列だけ」ってのは

「変化しなくても時間が経てば
給料が上がる」ってのは

 

 

「変化せざるを得ない状況」とは真逆にある。
悪い意味での「安定」。

 

 

「停滞」と言ってもいい。

「停滞してても給料が上がる」ってのは

 

絶対にやばいでしょ?

 

で、それを続けた現状は
「優秀な人から潰れていく」って感じ。
(詳しくはこちらを。「なぜ沖縄の公務員は優秀な人から潰れていくのか?〜過労のシステム〜」)

 

幸せを多く生み出せない。

 

 

「終身雇用」は「安定」(停滞)とセットだと
その組織は「従業員破壊装置」になる。

 

 

「終身雇用」だけだと「停滞」が発生しがち。

 

 

 

「終身雇用だけ」だと「停滞」が発生しがちになります。

 

そして「やる気がある人」の仕事量が増えて行く。

 

本来は生産性の高い人は早く帰れて
生産性の低い人は帰れないはずなんですけどね。

 

全く逆の現象が起きてる。

 

 

「停滞してる人」が

「クビにならない」ばっかりに。

「いくら使えなくても淘汰されない」ばっかりに。

 

 

解消するには?

 

「淘汰されない」なら
「変化せざるを得ない状況」が必要です。

 

 

例えば

「残業禁止」にするとか。

 

優秀な人は「使えない人」の仕事を
「過労」でカバーします。

 

全体の仕事量は変えられませんから。

「使えない人」が使えないからといって
仕事が減るわけじゃありません。

 

「できる人」が

いくら生産性を高くしても

効率よくしても

その効率よくした分で空いた時間に

別の仕事をブッ込まれますから。

 

過労一択です。

 

ではどうするか。

 

残業を禁止にするんです。

 

 

そうすれば

優秀な人のキャパは限られる。

禁術の「過労」でキャパを増やせない。

 

 

「使えない人」が「変化せざるを得ない状況」を作るんです。

 

仕事の割り振りを見直せざるを得ない状況を作る。

 

 

もし残業禁止にできないならせめて

「年功序列」は廃止して
「仕事量で給料を決める」ってシステムにしないといけない。

 

 

 

いやだめだな。

それだと貰えるお金が増えるだけで
「過労」は解消されない。

 

 

過労死や自殺者や精神疾患は
これからも増える一方だと思います。

「終身雇用」と「年功序列」がセットな限り。

 

 

そもそも「終身雇用」がいらないかもしれない。

 

「適合する場所に行く選択肢」を奪ってる面もあるしね。

 

 

 

私の知り合いで「自他共に認める怠け者」(私から見たら超効率主義者)で
「サボりまくって淘汰されまくった」(実体験伺ったが本当にヒドイw)という方が居ますが

この方いわく「淘汰され続けてよかった」とのこと。

今はちゃんと社会の役に立ててる。

 

 

 

 

 

あれ?
終身雇用、いる?

 

今、いらなくない?

 

 

結果としての「終身雇用だった」はいいけど

「終身雇用しますよ」って採用側がいうのって何?

それよりも「これしたらクビ」って基準を明確にしておいたほうがよくない?

 

そしたら従業員側は「これをしない限りクビにはならない」ってわかるし。

終身雇用が望みなら、その「クビになる案件」をしなければいいし。

 

 

 

 

あれ?

「終身雇用」って、いらなくない?

「適合できる場所に行く選択肢の保護」を奪ってない?

その現状がこの

「過労フェスティバル」じゃないの?

 

 

 

 

そんなフェスティバル、もう終わりにしようぜ。

 

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ロックンロールが鳴ってるよ。

 

 

 

今日のオススメ本

しつこく勧めるけども。絶対読んで欲しいから。
「終身雇用」と「変化せざるを得ない状況」を
実現させた組織がどうなったか。知りたい方は読んでみて。

 

 

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