さて。

 

「いい商品を作っただけでは売れない」ってのは

いろんなマーケティング本に書かれてたり

セミナーで聞いてた有名な一文です。

 

 

「いい商品であることが伝わってないと売れない」っていうことで。

それは確かに本当でした。

 

 

 

でも今はもう違います。

情報の共有スピードが半端じゃない。

 

 

その日公開の映画のストーリーだってわかる。

 

 

 

「面白いもの」は見つけられるし

「面白くないもの」はどんなに飾っても無理。

 

従来の「マーケティングの技術の価値」は
相対的に見てに下がってます。

 

インスタで探して
メルカリで買うって流れも出来てるみたいですし。

偽りのないユーザーの感想を一瞬で共有できるし

どんな場所からもネットさえつながれば買える。

 

企業の一方的な発信だけで
購買をしてもらうことは少なくなった。

お客さんは「相対的に見て正しい基準」を持った。

 

 

 

 

そのおかげで

「いい商品であれば売れる」時代になってきてます。

隠れた名作が発見されやすくなった。

映画の売れ方も
最初は小さな劇場だけの放映だったのが
全国へ。とかね。今多い。

 

 

最近の映画での大ヒットって
「君の名は」とか「シンゴジラ」とか

絶対ネットで話題になったから観たって人
多いと思いますよ。

 

私もそうですし。

 

商品を作る本人が宣伝しなくても
いい商品であればお客さんが共有してくれる時代になった。

 

必要なのは「いい商品を作る」ってこと。

 

もちろん商品ってのは「形あるもの」だけじゃない。

「思想」も売れるし「考え方」とかも売れるね。

「人生のストーリー」も売れる。

いろんなものが「商品」になる。

「価値あるもの」であれば。

 

「価値の感じる人が少ない商品」と
「価値の感じる人が多い商品」の差が
以前よりはっきりと出る。

商品の内容だけで判断されやすくなった。

 

商品の価値を偽りにくくなった。

いい商品の価値は伝わりやすくなった。

 

 

 

じゃあ「マーケティング」はもういらないのか。

「いい商品を作る」ってことに専念してればいいからね。

 

 

 

「マーケティングは死んだ」って言われるようになってきた。

 

それは「半分当たり」で「半分ハズレ」だと思う。

 

 

「半分当たり」の部分は「通用しなくなってきた」ってこと。
情報共有スピードが半端じゃなく早いから。

 

で「半分ハズレ」ってのは「まだまだ有用なこともある」ってこと。
死んでない。

 

生きてるんだか死んでるんだか。

 

マーケティングは死んでない。
マーケティングはゾンビになった。
(言いたかっただけ)

 

 

「死んでない」って部分は
「いい商品を作ってればいい」ってことと関係してて。

 

それは

「いい商品ってなにか」を定義し続けることが
必要になってきた。

 

 

ってこと。

 

 

「いろんな価値観」がある。
「いろんな価値観」は前からあるんだけど

 

 

最近は
「いろんな価値観」が可視化されるようになってきた。

 

 

「いい」ってのはひとつじゃないってこと。

その中で、「自社にとってのいい商品って何か」を定義し続けること。

そこは生きてる。死んでない。

 

 

死んでないどころか

今こそ、それが超重要。

 

 

 

で、その「ウチにとってのいい商品はこれ」ってとこに
進んでいけばいい。

「いい商品さえ作ってればいい」

伝わるかどうかはお客さんに任せよう。

いい商品だと思う人が多いなら勝手に伝わってくから。

 

 

「うちにとってのいい商品ってなにか」を定義し続けるのに
マーケティングは有用。

 

まずは「価値・資産の再確認」からだから。

 

だから今の時代のマーケティングの使い所は「外部への広報」ではなく

「採用」とか「内部で情報共有」とか

「ウチにとってのいい商品は何かを決める。いい商品を定義したらそれを提供できる体制にする」

ってことに使える。

 

 

ビジョンをはっきりさせたり

ビジョンに共鳴する人を採用したり

内部での行動指針にしたり。

 

そこにマーケティングはめっちゃ役立つ。

 

企業にも役立つけど

個人にも役立つ。

 

社会人にも役立つけど

 

「これから社会に出るにあたって
どの方向に出るか」を考えるときにめっちゃ役立つ。

 

 

 

沖縄では

学生に超必要。

 

「とりあえず公務員」なんて考えはやめなきゃいけない。

外部への目線ではなく、

「自分の価値を再確認し、自分にとってのいい人生って何かを定義し続ける」っていう
「内部」への目線が、まず必要なのにすっぽりと抜け落ちてるから。

 

そして「自分の価値」を発見し
「自分の価値がより高くなる場所」に行くってことが
超大事。

 

それにはマーケティングが必要。

対象は自分。

 

 

 

例えばこんなことをやってみる。

この無料メルマガ。

内容は「自分の幸せ」と
「自分にとっての不幸」を書き出して

「自分にとっての不幸」と
「自分にとっての幸せ」の「接点を見つけること」で

「自分の幸せの定義」を見つけるってこと。

 

もちろん
年齢やステージによって変化するものだと思う。

家族を持った場合と

そうでない場合の幸せの定義は違ってくる。

すっと同じではない。

 

でもだからこそ

定義し続けることが大切。

 

 

絶対にマーケティングは

学生にこそ必要。

 

 

 

ザ・電撃パンクゾンビーズは

それを学生さんに伝えていきたいよ。

特に沖縄。

マーケティングを学生に伝えていきたいよ。

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おもしろそうでしょ?

おもしろく伝えるよ。

 

 

 

マーケティングは死んでない。

 

「自分の幸せの定義は何か」
「自分の価値は何か」
「自分の価値がより高くなる場所はどこか」

が「わかるきっかけ」になる。

 

「わかるきっかけ」ってのと
「実際にわかる」のは違うけどね。

 

 

「実際にわかる」には「行動」しかないけどね。

 

マーケティングは
その「行動」につながる「自信」がもらえる。

 

「この分野ならいけんじゃね?おれ」っていう。

 

その根拠は間違ってるかもしれない。

失敗するかもしれない。

でも

行動すれば確実に幸せの定義がはっきりわかる。

行動基準がはっきりするのに近づく。

 

「行動あるのみ」なんだ。

 

 

 

でも

 

「行動あるのみ」って言われても怖くて動けないよ。

 

 

その前に「これならやれるかも」が必要だ。

「勇気」には。

 

「不安をなくすこと」じゃない。

「勇気を持つこと」が大切だ。

 

 

それには「マーケティングが必要」だ。

学生さんには

絶対

「自分との対話」での「道具」として

「マーケティングが必要」なんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

ロックンロールが鳴ってるよ。

 

 

今日のオススメ本

読み返してみると面白かった。
武器を憎む武器商人の話。
彼女は、彼女の「幸せの定義」に邁進する。