沖縄の飲食店で
オードブルを作る所があれば
「知っておいたほうがいいこと」を一つ。
ずばりこれです。
沖縄ではオードブルを使う機会が割とあります。
清明祭をはじめとした旧暦行事や
地域の集まりなんかにも。
私も商工会時代、たくさん利用させていただきました。
で
そこでわかったこと。
「揚げ物は結構残る」ってこと。
沖縄は高温多湿。
食物が傷みやすいので
高温で揚げる
揚げ物は結構多用されます。
(あとは冷凍食品でお手軽だから
という理由もアリ)
子どもたちは揚げ物とか好きですしね。
満足もしやすい。
しかし
これがワンパターンになってしまって
オードブルでの揚げ物が占める割合は
結構多い。
食べる側からしたら
実は「多すぎる割合」になってしまっています。
最終的に揚げ物が残ってることが多い。
子どもの少ないイベントでは特に。
イベントでは何種類か
オードブルを取ってましたが
オードブルが人気の飲食店は
「揚げ物」の割合が少ない。
だいたい1品。多くて2品。
煮物とか人気でしたね。
煮物では汁が出てしまいます。
汁はオードブルでは気をつけなければいけない事ですが
そこは汁を少なくする工夫をしたりね。
残らないんですよ。
揚げ物少ないと。
子ども少ないイベントでは特に。
大人たちに好評です。
そこのオードブル。
揚げ物少なくすれば実は
周りより少し単価あげても
使います。
実際使ってました。
選ばれる理由になります。
人気なのでね。
飲食店でオードブル作る所は
参考にしてみてください。
揚げ物じゃなくて煮物とかを入れる。ってこと。
「他と違うことをする」ってのは大事。
お客さんのことを考えて。
それはもしかしたら「失敗」するかもしれないけどね。
でも
「お客さんの立場になる」ってのは大事。
「子どもは揚げ物が好き」ってメリットを捨てることになるし
まわりも揚げ物は結構多く入ってるから
不安になるかもだけど。
それでも結局「他と違う」ってのは
「選ばれる理由」になるから。
「替えがきかない」ってのは大事なこと。
「他が揚げ物を減らしてきた」なら
また別の「他と違うポイント」を作ればいい。
単純に「味」で差をつけるのが一番強いとは思うけど。
でも「揚げ物」を「煮物」にするとか
「フィールド」を変えるってのは大事な視点。
その視点を持つのに大事なことは
「他のところもこうしてるから」で決めるんじゃなくて
「これはお客さんにとってどんなメリットがあるのか」で考えるといいかもね。
ここで大好きなパンクのエピソードをひとつ。
あるパンクロックスターが友人に
「パンクってなんだ?」って聞かれた時
そのパンクロックスターはバケツを蹴飛ばして見せて
「こういうことだ!」って言ったんだって。
それを見た友人がバケツを蹴飛ばして
「こういうことか?」って聞いたら
「いや、それは流行りだ」って言ったんだって。
めっちゃよくないっすか?
このエピソード大好きなんだけど。
「こうしたらパンク」ってのは
すでにパンクじゃないっていう。
超大好き。
これから社会に出て行く人に向けて言うなら
「他がこうしてるから」で決めるんじゃなくて
「自分にとってどうなのか」とか
「自分はどうしたいのか」とか
「相手にとってどうなのか」で決めるといいよ。
ってことかな。
ロックンロールが鳴ってるよ。
今日のオススメCD
記事内容と全然関係ないけど
お酒を飲む時に一番いいと思う。
ロバートジョンソン。
騙されたと思って是非。
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