やぁ!ザ・電撃パンクゾンビーズ 呉屋だよ!!!
A・B「どうも!よろしくお願いします!」
A「なぁ、北風と太陽ってあるじゃん?」
B「童話の?」
A「そうそう。あの手この手でコートを脱がされるかわいそうなオジサンの話」
B「切り取り方。雑なネットニュースか。
違う違う。そこメインじゃないのよ。
そんな40代以上のお笑い好きオジサンにしかウケないドッキリ企画みたいな話ではないのよ。」
A「違うの?」
B「あれは北風と太陽が『どちらが優れているか』っていう話になって
『男のコートを脱がしたほうが勝ち』っていうので
北風はびゅうびゅう冷たい風吹かせてコート飛ばそうとするんだけどダメで
太陽は逆にポカポカ温めて、それで男はコートを脱いで、太陽が勝った。っていう話。
厳しい冷たい態度だけでは目的は達成しないよ、時には暖かくした方が目的は達成されるよ、っていう話」
A「そうか。」
B「そうそう。
その北風と太陽が何よ?」
A「いやアレってさ。
場所がもし砂漠だったとしたら話変わってこない?」
B「ん?どういうこと?」
A「いやあれ、もし場所が、砂漠だったとしたら、話変わってこない?」
B「、、、あ、いや聞こえてはいたのよ。その先が聞きたかったが故の問いかけだった。
聞きたいのはその先。なんで砂漠だったら話変わってくるの?」
A「いやなんか砂漠だと日焼け防止のために、暑いけど逆に長袖とか着るじゃん?」
B「あー、うん。」
A「場所が砂漠で、あのコートも実は日焼け防止の為に着てて、っていう設定だったとしたら、いくら太陽が照らしても、逆に『うわ、絶対脱がんどこ』ってなるよね、って思って。」
B「あー。」
A「逆に北風がびゅうびゅう吹いて涼しくなったらちょうど27度くらいのいーい感じになってコート脱いじゃうんじゃないかって。」
B「あー、、、まぁねぇ、、、でも砂漠じゃないだろうしねぇ。」
A「でも『ここは砂漠じゃありません』って注意書き無いよね。」
B「んー、まぁ、、、無い、、、かな。。。」
A「じゃあ砂漠の可能性もあるじゃん。」
B「んー、でも『ここは砂漠です』って書いてないしな。」
A「想像力不足!この時代だよ?
『書いてないから、違うと思いました』なんて理由では切り抜けられないよ?
砂漠に住んでる人のことも考えてよ!」
B「え?なんで今俺が怒られてるの?」
A「今までは許されてきたかも知れないけど、これからは色んな角度から考えなきゃ!炎上するよ!?」
B「え、なんで今俺が怒られてるの?」
A「聞こえてるよ!聞きたいのはその先!どうするの!?」
B「あ、ごめん、疑問すぎて二回言っちゃった。
別に『聞こえてないかも』。と思って二回言ったわけじゃない。」
A「どうするの!?」
B「え。おれが考えるの?今?」
A「ハァ、、、、
『誰かがいつかやってくれるだろう』ではずっと解決しない!」
B「え、、、、、いや、そもそもこれは問題なの??」
A「出た。『これくらいはいいじゃないか。気にするなよ。』
それで無かったことにして
今まで何回失敗した!?」
B「え、おれ今何を代表してるの?
いいじゃん別に今までと同じで。
特に問題もなかったわけだし。
今までそうだったわけだし。」
A「『今までそうだったから』で続けるのはもう辞めよう!?
知ってる!?
座高も今はもう学校の身体測定で測ってないんだよ!?
何年か前に廃止になったの!『特に意味はないから』って!
『毎年やってるから』って何年も続けてたの!
特に意味ないのに!!」
B「え、そうなの?それは知らなかったけど。。。」
A「その座高測る時間で一体何杯コーヒー飲めた!?」
B「知らないよ!通販の『面倒な手間を省けること』を売りにした商品かよ!」
A「今ここで変えなきゃ!」
B「いやでも各方面もう砂漠じゃない設定で浸透してるし。。。。」
A「だからこそじゃないか!間違ったままの事がまかり通ってるなんておかしいよ!」
B「いやぁ〜、、、、、訂正って言っても何したらいいか、、、」
A「そうやって何もしないのが一番ダメ!
こうしてる間にも、今もどんどん北風と太陽は話されてる!
北風と太陽が話されてる現場に行って
『砂漠だと話が違ってくるけどね』って注意を促して!!」
B「聞いてる方ややこしくなるわ!
『え?なに?あの人なに?』ってなるし!
そして結論ぐちゃぐちゃになるし!!
話の納得度落ちるわ!!」
A「体裁を整えることばかり気にしてる!!
世の中にはきれいな結論ばかりがあるわけじゃないだろう!?
世界には正義と悪しかないわけじゃない!!
誰かの正義も誰かにとっては悪になり得るし!!!
この世界はグラデーション!!
だからこそ美しい!!!
ワールドイズビューティホー!!」
B「なんだそれめんどくせぇ!!
だいたいその場だけ話ししても何も変わらないよ!」
A「ちいさな動きかもしれない!!
でも続けなきゃ!!!
水滴だって石に穴を開ける!!!
ウォーターイズオープンストーン!!!」
B「うるさい!!
『水は開いた石です』になってるし!!
意味わかんねぇ!!!
そんなん気にしてるやつ聞いたこと無いし!!
いいよ別に!!!!ほっといてくれよ!!!」
A「、、、
、、、、、わかった、、、、、、
(AがBを抱きしめる)
辛かったね、、、、
もう我慢しなくていいよ、、、、、」
B「、、、、、
太陽作戦に切り替えるんじゃねぇ!!!!!
『わかりました、、、やってみます、、、』とはならねぇ!!!!」
A「、、、、、優しく接したのにダメだった。
やっぱあの話は間違ってる。」
B「間違ってるのはお前だ!もういいよ!!」
A・B「どうもありがとうございましたー」
「これさばくだったら、はなしかわってくるよね?」
「話する側の内部で問題視されてたこと」について
「話聞く側」から質問が来た時。
それが地獄タイムの始まりです。
今日のネタもおもしろいなー。天才だなー。
誰かがやってるの観たいわ。
ロックンロールが鳴ってるよ。