やぁ
ザ・電撃パンクゾンビーズ 呉屋だよ。
センター試験が変わるらしい。
マークシートだけだったのが
記述になるっていう。
どう変わるのか?
文科省のホームページのモデル問題覗いてきた。
問題の目的としてはざっくりこんな感じ。国語の場合。
話題について様々な角度から検討して自分の考えをもち、根拠を明確にするなど論理の構成や展開を工夫して意見を述べること。
目的や場に応じて,効果的に話したり的確に聞き取ったりすること。
課題を解決したり考えを深めたりするために、相手の立場や考えを尊重し、表現の仕方や進行の仕方などを工夫して話し合うこと。
話したり聞いたり話し合ったりしたことの内容や表現の仕方について自己評価や相互評価を行い,自分の
話し方や言葉遣いに役立てるとともに、ものの見方、感じ方、考え方を豊かにすること。
で
実際の問題としてはこんな感じ。
・町の景観条例についての資料があって
・資料に基づいた家族の会話があって
・資料と会話から問題が出題される。
→会話中に出る「一石二鳥」の「一石」と「二鳥」とは何か 的な。
個人的には
「正解のない問題」(誰かの人生の話とか)を扱って
「自分の意見を主張することが必要な問題」(その時の選択についてどう思うか的な)
に変わるのかと思ってたから
(正解なんかないけど選択しないといけない場面の連続だから。社会は。
何かを得て、何かを失うことについて、自分で考えて決めることができるか
の練習問題的なものかと思ってた。自分で決めた意識があれば後悔はないし建設的。)
「あ、正解がある問題なんだ」と
なんとなく
勝手にガッカリ。
でも嫁様と話してて
「まぁ、センター試験の役割としては
正解がある問題扱わないといけないか」
という考えになった。
二次試験もあるし。
「正解ないけど主張する系の問題」は
「特色」だからね。
そういうのは二次試験で扱えばいい。
センターが計るところは
基礎力というか。そういうとこなので。
正解ないと困るわね。
って考えになった。
で、今回のモデル問題見てみて
一番変わったのはやっぱり
選択肢がない。ってこと。
(マークシートが全く無くなるワケでもないみたい)
マークシートの時は
国語の場合
文章を読んで、正解を探す時に
・選択肢の中から合ってると思うものを探す
だったのが
・回答を、まとめて、伝わりやすく書く
っていう能力が要求されるように。
今までは「考え」がはっきり伝えられる形にまとまってなくても
選択肢があったので、それで一番近いものを選べた。
選択肢に代弁してもらってる感じ。
でもこれって
「用意された選択肢」からしか選べない。
今回のモデル問題では
自分の考えをまとめて伝わりやすく書く。
っていう「自分からの発信」をしなきゃいけない。
「用意されたものから選ぶ」ではなく。
国語は
「インプットして、読解する」っていうのがメインだったけど
「その読解したことをまとめてポイントを伝わりやすく書く」っていうのが追加された。
自分で、編集して発信する力。
この問題では「正解」があるけど
編集して発信する力の基礎力上げとけば
自分の考えを主張する時に
「より伝わりやすくなる」っていうメリットがあるよね。
「ブログとか書くといいかもね」と思った。
ある情報に対して色々書いて発信するっていう。
それに対して反応来たりすると「伝わったかどうか」とかわかるし。
ふと思ったけど
「情報から自分の考えを編集して発信」って
TwitterとかLINEとかインスタグラムで
若者すでにやってる気がする。
文字のコミュニケーションがメインだし。
変な話
オモシロ動画のリツイートで
「これやばいウケるwww」
って発信だって
・題材について自分の考えをわかりやすくまとめて伝える
だしね。
まぁ、「何がウケるかは見たらわかる」ってところを
説明しないといけないけど。試験では。
「ここがこうなので、こういうところが笑ってしまいます」みたいな。
「雰囲気でコミュニケーションしてる」ところを
「きっちりした表現」にしなきゃいかんのか。
それは、大変そうだね。
LINEスタンプだけでのやり取りしたりするのに
そのコミュニケーションの間には
ある意味、超高度な文脈が流れてる(「雰囲気」って括られるけど)のに。
それを、他の人に伝わるようにしないといけない。
脳みその運動になりそう。
うん。
ブログ、いいと思うよ。
ネットには変なおじさんたくさんいるから
匿名でするのも視野に入れながら。
色々変わっていくね。
でも変わらないものなんて何一つないね。
「変わるスピード」は違うけど。
あんたは、どうする?
ロックンロールが鳴ってるよ。
今日のオススメ本
「自分のアタマで考える」ってことの
「やり方」として参考になる。
読んでていいと思う。