さて
学生へのアンケートに
「やりがいのある仕事につきたい」と
書いてあった。
「やりがいのある仕事」って?
「やりがいのある仕事」を考える時に
注意したいのが
「やりがいのある仕事」と
「やりがいのある職業」は
「別」だということ。
例えば
スーパーのレジが「やりがい」がなくて
アーティストが「やりがい」がある
なんてことはないってこと。
大事なのは「職業」じゃない。
「やりがいのある仕事」で
人の役に立ってると思えるかどうか」
この二つが大事。
例えば
アーティストでも
誰にも作品を認知してもらえなければ
「やりがい」はない。
「作品を誰も知らない」なら
そもそも収入もないから
「仕事」じゃない。
スーパーのレジ打ちでも
自分がしたことに対して
お客さんから「ありがとう」と言われれば
とても嬉しい。
例えばそれが
「人から言われたんじゃなくて
自分で考えて工夫したこと」なら
最高に嬉しい。
収入も欲しい分あれば
「やりがいのある仕事」になる。
どんな仕事でも
「収入のためにやってる」という意識だけなら
つまらない。
仕事の存在自体が
「ない方がいいもの」になってくから。
「仕事はやらないで
収入だけ欲しい」って思考になっちゃう。
「収入のためにやってる」って意識だけだと
「やりがいのある仕事」につくことは一生ないと思う。
スーパーのレジであっても
アーティストであっても。
もちろん「収入」は超大事。
でも
「収入のためだけ」だと
「収入」が「ガマン料」になっちゃう。
それだと、つまらないし
「仕事の質」が向上しにくい。
そして楽しくない。
「やりがいのある仕事」で
大事なのは
「人の役に立ててる意識」と
「役に立った分の収入」です。
で
二つが揃うと
「やりがいのある仕事」になって
その仕事のことが好きになるよ。
絶対。
そしたら
「好きを仕事にしてる」っていう
かっこいい大人になる。
二つの要件を満たすための
考える順番としては
二通りある。
「収入がある仕事」を見つけて
その中で「人の役に立つこと」を
「自分で考えて実行」していくか
「人の役に立てそうな分野」を見つけて
その中で「収入を上げて行く方法」でを実行していくか。
でも
最初から「収入がある仕事」って
そう簡単には見つからないんだ。
あったらみんなやってる。
最初から「収入のある仕事」は
つくこと自体が難しい。
沖縄でいうと
例えば、公務員。
「入るのが難しい職業」は
「その仕事に就くこと」自体が
「ゴール」になりかねない。
そうなると
仕事に就いた後に
「なるべくなにもしない」になりがち。
だって「ゴール」出来たんだから。
「何もしなくていい」ってこと。
「ゴール」って、そういうこと。
マラソンのゴールした後に
もっと動いてる人、見たことある?
ゴールした後は、休みたいよね。
だから
「収入のある仕事」について
「人の役に立つ」をする順番の場合には
ポイントは
「その仕事についた後」に
「やりたいこと」が
本当にあるかどうか。
「公務員」になった後に
「やりたいこと」って
「何」?
就いてから
「人の役に立ててる場面」が見つかる場合も
もちろんある。
だから
「仕事に就いた後にやりたいことが無いなら
ダメだ」とは言わないけども。
「やってみないとわからない」しね。
なんか
「学生の頃の自分」思い出しても
そうだけど
「収入のある仕事」から入って
「自分のしたことで人の役に立つ」って
順番しか頭になかったな。
「やりがいのある仕事」って。
だから
ハードルがとても高く感じて
「将来の仕事」への思考回路が
「安定」になってた気がする。
民間企業や公的機関を経験して
独立してみて思ったけど
「人の役に立てる仕事」から入って
「収入を上げる方法を実践してく」ってのが
一番、確実かもしれない。
「やりがいのある仕事」に就くのは。
もちろん「カンタン」ってことじゃない。
ただ
「人の役に立つ実感もあって、収入もある」っていう
「やりがいのある仕事」に就く方法は
二通りあるから
「最初から、収入のある仕事(公務員とか大企業)に
つけない自分は、やりがいのある仕事につけない」
なんて思わないで欲しい。
大丈夫。
「この分野なら人の役に立てそうだ」と思える
分野をまずは見つけよう。
見つけるには
「好きなこと」を
基準に考えるといいかもしれない。
「好きなこと」は「質の高いもの」になるし
「質の高いもの」なら
「人の役に立やすい」から。
もしその分野が
「収入がなさそう」なら
「この分野で収入を上げるにはどうしたらいいか」を
考えるんだ。
それを考えるのに大切なのが
「マーケティング」だよ。
「誰に
何を伝えて
どうして欲しいか。
もしくは何をして欲しくないのか」
を考えるんだ。
そしたら
「収入を上げる」のに役立てるから。
「自分で考えて工夫したことで
役立てる」とめっちゃ嬉しいけど
「自分で考えて工夫したこと
で、迷惑がかかる」こともある。
「それでも」
「やってみる」こと。
めーっちゃ怖いけど。
「ホントの瞬間はいつも
死ぬほど怖いものだから
逃げ出したくなったことは
今まで何度でもあった」
って。ブルーハーツは歌う。
だからパンクロックって大好きだよ。
スーパーのレジ打ちで
常連さんに
話しかけたりすることは
とっても怖いこと。
煙たがれる場合もあるし。
レジを打つだけでいいのに
余計なことしたら
煙たがれるかもしれない。
だからこそ
話かけて笑顔になってもらうってこと
(例えば買い物の材料が
カレーを作りそうなら
オススメの作り方を伝えてみる)
をしてさ。
そして
次来た時に
「あれ美味しかったよ。ありがとう」なんて
言われたらさ。
超嬉しいよ。
続けていけば
その人は、あなたのファンになる。
「ファンを持つレジ打ち」は
「ただのレジ打ち」より収入を得られやすい。
もちろん
「うまくいくかはわからない」
だからこそ
「マーケティング」と
「パンクロック」は
最高の組み合わせだと思うんだよな。
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