やぁ、ザ・電撃パンクゾンビーズ 呉屋だよ。
昨日は衆議院選挙に台風に
なんだか騒がしい１日だったね。
被害が少ない事を祈ってる。
さて。
もう一つのビックイベント。
観た？ボクシング。
村田諒太選手も雪辱を果たし
「おめでとうございます」なんだけど
沖縄出身としてはやはり
沖縄出身の世界チャンピオン
比嘉大吾選手の試合ですよ。
観た？
TKOで勝ったよ。
めっちゃ強かったね。
１４戦１４勝１４KOだって！
やばいね。
期待膨らむ。
そして
負けらんねー。
がんばろ。
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こないだの世界戦と
今回の初防衛戦観てて思った。
彼めっちゃ頭いい。
まぁ、チャンピオンになるくらいだから
頭はいいんだろうけども。
バカにできるほど単純なスポーツでもないしね。
試合内容とかについては専門家に任せるとして。
自分が「頭いいな」と思ったのは
試合後の彼の行動から。
相手を倒した後に彼
すぐにTシャツとか帽子とか被るんですよね。
なんでかわかります？
理由。
それはね。
物販の売り上げを上げるためですよ。
グッズ販売の売り上げ。
販売促進。
そこまで気にしてるんですよ。
ジムの運営費にまで気が回る。
普通、試合直後っていろんな感情があると思うんですよ。
（格闘選手の本にも書いてあったけどめっちゃ気持ちいいらしい）
そんな時に
そこまで気が回るのってスゲェなあって。
頭もいいし、優しいんだろうなぁって。
試合直後の汗かいた体のせいで
べたべたして着にくいTシャツを着にくそうにめっちゃ急いで着てました。
で、すぐ帽子かぶって。
初防衛戦の時とか
写真撮るって場面で
スタッフ全員呼んで写るようにしてたし。
「みんなで一緒に勝った」って思ってるんだろうなーって。
「いい人」がにじみ出てましたよ。
まぁちょっと「売れ方」の話をしましょう。
せっかくなので。
売れ方には
２通りあって。
①「商品そのものの機能が目的」の時
と
②「商品はつながるための道具」の時
①の「商品そのものの機能が目的」の時ってのは
例えば洗濯機とか買う時
商品の機能とかめっちゃ見ますよね。
１度にどれだけ洗えるかとか。
食品なら「おいしいかどうか」とか。
まぁ、普通の売れ方。
で
②「商品はつながるための道具」の場合
わかりやすく言えば、クリスチャンの「十字架のアクセサリー」です。
あれは「十字架そのもの」が欲しいのではなく
「十字架はキリスト教のシンボルマーク」みたな概念がある。
あのデザイン使ってビンのフタ開けたり
実用的に使う人はほとんどいない。
誰かの本を買って
読まずに置いてある時もそう。
「つながるため」に勝ったので
読まなくてもいい。から読まない。
（持っているが実はゴールになってる。本当に必要なら読むもの。）
今回の比嘉大吾選手のTシャツや帽子は後者。
「あのかっこいい比嘉大吾選手が着てた」ってことに意味が有る。
機能性とかデザイン重視ではない（よっぽどダサくなければ）
で、今後の彼の行動や試合結果によって
すごく価値が変わってくる。
例えば何か世間の批判を浴びるような不祥事を起こせば
（起こさないと信じてるけど）
売れなくなるだろうしね。
逆に①の売れ方で売れていれば
販売者の行動は商品の価値に影響しにくい。
販売者の愛想が悪くても
買った服のデザインがよければ着るよ。
ロックバンドはだいたい②の売り方。
だってファンなら新譜は
試聴する前に買うって決めてるしね。
「楽曲の良さ」で買ってるわけじゃない。
ファンは。
曲が気に入って買う人もいるけどね。
売り上げの基盤を作るには②で売ったほうがいい。
ロックバンドの「都合のいいところ」は
芸人さんに似ていて
「なんか許される」ってこと。
ファンがいるし不祥事もネタになる。
不祥事起こして騒いでる人は
「普段から特に好きじゃない人」だから。
チャゲアスもそうだし
長渕剛もそう。
「アーティスト」（芸人も落語家も）ってのは
なんとも
業の深い生き物で。
その「業の深さ」が
魅力だったりするから
またこれなんともですな。
そういった魅力も
まとっていければ
なんかこう
個人的にはもっと魅力あるチャンピオンになる気がする。
「ワルのにおい」っていうか。
ビートたけしみたいな
「昭和」感。
でもそれになるには
今のメディアは潔癖すぎるわね。
汚れ探し抹殺ゲームになってるもの。
今。
どんな不祥事なら
抹殺もされず
いい感じで「ワルのにおい」出せるかなーぁ。
「痴漢をボッコボコ」とかかな。
ルールは破ったけど
マナーは守ってるみたいな。
まぁ、とにかく
比嘉大吾選手おめでとう！！
次も頑張れー！！
負けらんねー！！
戦いのゴングは鳴りっぱなしだし
ロックンロールが鳴ってるよ。
聴いてみて。
きっとあんたのロックンロールも鳴ってる。
再生回数がもう少しで４５０回に届く。
４５０回、誰かの前でこの歌が流れた。
世界は変わっていってる。
君のロックンロールを鳴らそう。
そしてこのロックンロールの制作費はクラウドファンディングで賄われているんですよ。実は。
新曲作りたいのでお金をください。世界を変えさせてください。もっと。
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