さて。

 

 

「なぜ日本にはスティーブジョブズが生まれないのか」みたいな記事を

アメリカ人は

「アメリカにも一人しか生まれてねーよ」と思いながら読んでるらしい。

 

そりゃそうだ。

 

 

革命は、いつだって一人だ。

 

変わる時は、いつだって一人だ。

 

 

 

 

宇那志豆腐店は今、変革時期です。

「やったことないこと」をやってます。

なんやかんや言いながらやってます。

みんなで。

 

 

私は、失敗ばっかりです。

 

2週間かけて準備したことが

2秒で「そういうことじゃない」とかなってます。

 

でも、やってみます。

失敗しても「じゃあ次はこうしてみよう」です。

 

そんなこんなな毎日。

クリエイティブ。

産みの苦しみオンザビーチ。

 

 

 

でもこれは後々絶対財産になる確信だけある。

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私が去年の7月、宇那志豆腐店に入った時

 

学んだマーケティングのテクニックや

販促のテクニックを役立てようと思ってました。

 

 

そこでさらにマーケティングの実例増やして

誰かの役に立てればなと思ってました。

 

それはブログだったり

SNSだったり。

チラシだったり。

 

あらゆる販促のこと。

 

 

 

そんな私でしたが。

 

 

この宇那志豆腐店。

売れるんですよ。

SNSもブログも無くても。

ホームページですら出来たのは最近です。

 

チラシもニュースレターもなし。

ブランディング的広報活動もなし。

 

お客さんと双方向のコミュニケーションなくても。

ガッツンガッツンに売れるわけです。

 

ガッツンガッツンに。

 

 

 

私、パンクロックバンド「ザ・電撃パンクゾンビーズ」ですが

働き始めると
私の中の「常識だったもの」が次々にひっくり返されていきます。

宇那志豆腐店もなかなかパンクです。

 

 

 

私の中の「販促バイアス」に気づかされました。

 

 

定期的に「新規取引しませんか」って電話かかってきます。

たまに「すごく美味しくて思わず電話した」って趣旨の電話も来ます。

 

 

マーケティングコンサルタントとか

販促とか集客とか教える人さ。

 

一回、宇那志豆腐店で働くことを勧めるよ。

「売れる仕組み」が完全に回っている宇那志豆腐店。

広報活動一切ない。

コミュニティも作らない。

 

 

ただただ

ただただ

「美味しい豆腐を作って売る」という一点に集約された

最強の「売れる仕組み」。

 

 

やばいぜこれは。

 

シンプル。

 

超シンプル。

 

 

「良い商品を作るだけ」っていう。

現在の「流行り」とは完全に真逆のマーケティング。

ただただ「商品力」で市場を創造する行為。

 

シンプルなだけに

ブレない。

追求する力もある。

 

「良い商品なだけではダメ」何てウソ。

 

 

それだけでいい。

本当は。

 

 

 

 

 

はて。

 

では

ブログやSNSは一体何の役割を担ってるのか。

 

最近気づきました。

 

 

それは「売れる仕組み」じゃなくて

「思想や感性の共有」ってことだと思う。

ブログやSNSは。

 

 

「キリスト教徒」にとっての「教会」だし

「ロックンロールバンド」にとっての「ライブハウス」だ。

 

 

「売れる仕組み」というより

「思想の共有するのに適した場所」って感じ。

ブログやSNSの目的はね。

 

 

純粋な「売れる仕組み」に必要なのは

ただただ高い商品力。

 

ブログやSNSは「思想や感性の共有できる場所」。

そこでの「商品」は「グッズ」だ。

 

思想や感性の共有のためのもの。

商品力メインじゃない。

 

 

別の話。

 

 

 

ロックンロールバンドのTシャツは

「そのバンドが好きだから買う」んだ。

「着心地が良いから買う」んじゃない。

 

本当に商品力の高いTシャツかどうかは

そこでは「関係ない」んだ。

 

だから試着なしで買える。

 

 

ロックンロールバンドのTシャツをみんなで着て
ライブで空間を作るのが目的なんだ。

 

 

 

 

どっちでもいいんだ。

商品力高めても。ブランディングをしても。

 

 

要は

「自分は何がしたいのか」ってこと。

 

 

「思想や感性を共有したい」がメインなのか。

「高い商品力で買ってもらいたい」がメインなのか。

 

 

どっちもやりたいなら

どっちもやればいい。

 

 

宇那志豆腐店は完全に後者。

ただただ商品力が高い。

 

人に依存しない販促。

 

どっちがいいとか悪いとかの話じゃない。

ただ、「別の話」ってこと。

 

 

ここを一緒にしちゃうとわけわかんなくなる。

ブログやSNSは「教会」や「ライブハウス」なので

「商品力を高める場所」じゃない。

 

売れる仕組みを作ってるんじゃなくて

感性や思想を共有してるってこと。

 

売れる仕組みを作りたいならするべきは

商品力を高めるってことが最短。コツコツと。

 

そんな感じ。

 

 

ただ商品力の高い宇那志豆腐店をみてると

本当にそう思う。

 

 

 

ここからは個人的な感想なんだけど

たとえ国が「豆腐製造禁止」とか言い出したって

この超絶かっこいい豆腐屋集団は

「豆腐ではない別の何か」にあーでもないこーでもないと

進める力を持ってると思うんだ。

 

そしてまた

「高い商品力」で売れる仕組みを作ってく。

きっと、そんな集団なんだよ。

 

 

集団だけど依存はない。

変なしがらみもない。

 

 

 

 

革命は、いつだって、一人だ。

 

 

仲間ができたとしても

 

 

革命は

 

いつだって

 

ただ、一人だ。

 

 

 

 

ロックンロールが鳴ってるよ。

 

 

今日のオススメ本

誰かに教わるんじゃなくて自分で考える。

知識じゃなくて思考。

それが強くなる手段。

そして、とにかくやってみる。