やぁ、ザ・電撃パンクゾンビーズ 呉屋です。

 

学生さんに向けてブログを書いているよ。

 

 

 

学校を卒業して

「営業職」に就くこともあるかもしれない。

その時に気をつけて欲しいことを今日は一つ。

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営業ってのは会社の商品を売る人たち。

その職に就いたらさ。

「この商品がどうやったら売れるか」をめっちゃ考えると思うんだよ。

 

 

 

「売れるための営業術」とか

「価値の伝え方」とか

「買ってもらう方法」とか

「売れてる人がやってる習慣」とか

 

なんかともかく

色々勉強すると思うんだよ。

それこそマーケティングなんかも。

 

君が勤勉であればあるほど。

 

 

そこで

気づくことがある。

 

売る商品の欠点について。だ。

 

 

当たり前だけど

「完璧な商品」なんてない。
(「完璧な絶望が存在しないように」by村上春樹)

絶対にどこか「欠点」がある。

 

そこに絶対に気づく。

 

そこで気をつけて欲しいこと。

 

 

「確かにこの商品は役に立つけど
その価値と値段が釣り合ってない。
高過ぎる。」と思っても

 

「これが仕事だから」って

「自分に言い聞かせてしまう」ことがある。

 

「これはあのお客さんにきっと必要だ」って

「これは価値ある商品だからきっと役に立つ」って。

 

でも商品には欠点があったりするんだ。

機能と値段が見合ってないとかもね。

 

 

そこを

キャラで売ったり

「あなたが売るなら」って買ってもらったり。

 

 

そういうことをしてしまう場合がある。

 

 

 

「自分を騙して」。

 

 

 

それをやってしまうと

だんだん、「売る」ってことに「罪悪感」が出てくるよ。

 

「でも給料もらってるし」

「仕事だし」

「ノルマもあるし」

 

「売ったら職場からは褒められるし。」

 

 

「いろんな言い訳」を自分にして。

 

 

だけど

どこかで

やっぱり

「わかってる」んだ。

 

 

 

自分を騙し切るなんて無理。だから。

 

 

 

「ローン組ませてまでお客さんに必要な商品だったか?」

とか。

 

「自分が売るからって買ってもらったけど
自分が売らなかったら必要のない商品だったんでは?」

とか。

 

 

「確かに役立つけど
この値段じゃなくてもいい」
とか

 

 

「他社のこの商品の方が
このお客さんには合ってる」とか

 

 

思ってる。

 

 

けど

「まぁお客さんも納得して勝ってるし」って

見ないふりしてると

 

壊れるよ。

 

 

 

だからさ。

 

「この商品、お客さんに必要ないな」と思ったら

売らなくていい。

誰も幸せにならないから。

 

売った方も買った方も。

 

 

でもそれをやってしまう人が

大人にたくさんいる。

 

 

 

ナントカ協会とか

ナントカ塾とかが出す

認定証とか

ほぼ「その価値はない」と思う。

 

 

大切なのは「どんな価値が提供できるか」だし

それは「実践」からしか得られないから。

 

「やってみる」をやってるやつが一番「役に立つ」材料を持ってる。

 

 

お金出して受けるだけの協会とか

そういう系の講座は

ほぼ意味ないし

「紹介したら手数料」狙いで

紹介してくれる人はたくさんいるけど。

 

 

自分に言い訳をしてる。

だいたい。

 

 

話を戻して。

その話はまたするとして。

 

 

 

 

とにかく

社会に出る時

営業職はそういうのを抱えやすいから

気をつけてね。

って話。

 

 

 

どうすればいいかってのは

そういう場面になったら

「この商品のこういうところ欠点」ってのを

商品開発する部署に伝えたらいい。

 

 

改善していけば

遠慮なく売れる商品ができるし

お客さんもハッピーだから。

 

 

「いいから売れ」とか言われたら

そんなところは辞めたらいい。

 

 

改善していっても

完璧は存在しないので

欠点は無くならないから

そういうのはお客さんに絶対伝えておくべき。

 

お客さんのデメリットになりうる情報は。

 

じゃないと。

 

 

 

そうじゃないといけない気がしてる。

 

 

 

 

ロックンロールが鳴ってるよ。

 

 

 

 

 

今日のオススメ本

みんな大好き村上春樹。

「風の歌を聴け」

文章にくどさを出したいなら是非。

うっすい本だからすぐ読める。