やぁ、ザ・電撃パンクゾンビーズ 呉屋だよ。
なんかこう子どもや学生が
「マンガで飯食ってく」とか
「音楽でご飯食べてく」とか
「お笑いで食べていく」とか
「スポーツでプロになる」とか言うと
「夢みたいなこと言ってるんじゃないあれは選ばれた一握りの人だ」みたいなこと言われがち。
でも
「公務員になって給料安定してて休みもあって定時に帰れる」
もなかなか「夢みたいなこと言ってる」だよねぇ。
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まず門が狭い。せっまい。
歯間。ほぼ歯間。スルメの薄さでも挟まるくらいの狭さ。
自分が公的機関受けた時、自分の職種200人受けて受かったの自分1人だったぞ。
どんだけだよ。200倍って。
カルピスだったらほぼ水だぞ。
役所とかたくさんいるけど半分くらい非常勤だしね。
影分身の術みたい。
「人数はこれだけいるように見せても本採用は1人!全員が同じ戦闘力ではない!公務員!破れたり!」
みたいな弱点ある。
基本的に人不足。
非常勤で働いてる人はあくまで「補助」。
人数がいても責任取れる立場の人が少ない。
「休みもあって定時に帰れる」は無理よね。
週休2日ではあるけどさ。「定時に帰れる」は無理。
部署によっては休日出勤もあるし。
代休はあるけど、有給消化出来てないからあんま意味ないし。
「たくさん食べてね。お米3合足しといたよ。時間制限20分ね。」っていう感じ。
休みいっぱいあってもそれを取る時間がねぇ。
労働に当てなきゃなんねぇ。
部署によっても違うけど
若いうちは特に「給料を労働時間で割る」とブラックそのもの。
最低賃金は下回ってた感。
コーヒーで言うとミルク砂糖一切なし。
マグカップにティースプーン5杯分くらいのインスタントコーヒー。
入れすぎ感。
なんでわかるかって?
公的機関に本採用で働いてたからさ。
「予算は使い切らきゃいけない」っていう謎ルールもあるしね。
(余れば返せばいいのに。使わなかったんだから。と個人的には思う。)
本採用の職員がオーバーワーク気味になる仕組み。
「なんとなくラクそう」なんて幻想オブ幻想。
あと思ったんだけど「公務員になりたい」って人
「具体的に何がしたいか」ってほぼ無いよね。
「事務的なナニか」くらいのイメージよね。
自分もそうだったけど。
「給料と休み」が第一志望理由。ぶっちぎりの。
あとはなんとなく「肉体労働じゃないしラクそう」くらいのイメージ。
それってスポーツで言うと
「なんの種目かわからないけどとりあえずスポーツのプロになる」ってくらいアバウトよね。
「プロなめんな」って話よね。
「そんなんでプロになれるか。夢みたいなこと言ってるんじゃない」
っていう。
でも、「公務員になりたい」ってそういうことよね。
警官とか消防士とか教師とかならまた別だけど。
職種のイメージが割とはっきりしてるから。
県庁とか市役所とかさ。
「なんとなく公務員」は。
税務課と子ども未来課ってやることぜんぜん違う。
あと銀行な。「公務員か銀行」。
やってることぜんぜん違うのにね。
スポーツで言えば
共通項は「屋内でやってる」ってだけで
バスケと卓球くらい違う。
そして
「漫画家の夢を諦めた人」よろしく
「公務員になりたくてもなれなかった人」なんてたくさんいるだろうに。
そこもあんまりフォーカスされないよね。
「漫画家目指しててもつぶしは効かないけど
公務員の準備ならつぶしは効く」と思ってんのかな。
そうでもないと思うけどな。
例えば漫画家目指すなら画力はもちろん
脚本、キャラ作り、設定、色々考えることがある。
イラストレーターでもお笑い芸人でもおんなじ。
自分の武器決めて、戦場でどう戦うか。
今はどんな戦況か。何が有利に働くか。色々考えなきゃなんない。
それって他の仕事でも全然応用効くと思うけどな。
自分がどんなことが「好きか嫌いか」、
どんなことが「得意か不得意か」。
それが戦場で「どう役に立てるか」。
公務員もスポーツ選手も漫画家も銀行もお笑い芸人も
仕事ではそこだと思うけどな。
んで
公務員は公務員で
「公務員の才能」が必要だよね。
「成果」が民間の仕事とはだいぶ異なる。
「予算」だからね。
民間の仕事って「無いところからどう作るか」みたいなことだけど
公務員って「あるものをどうやったら有効に使えるか」だからね。
「才能」が必要だ。
「公務員の才能」が。
「正義のヒーロー」になりたければ
「自分の正義」を自分で決めなきゃならないし
戦う相手は「悪」ではなく、また「別の正義」だってことを、覚えておいてね。
針金みたいな鼻毛が抜けました。
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