さて。
先日書いたこの記事
(沖縄の貧困、それは「ゆいまーるの精神」。
「人間関係」からくる。「関係性」を大事にしてはいけない。)
で、沖縄の「貧困の原因」について書きました。
今回のテーマは「打開するには、マーケティングが必要」です。
沖縄は
・変わらないこと
・目立たないこと
・人間関係を重視すること
に長けてしまいました。
昨年、県内の公立高校三年生の先生に協力してもらい
「将来こうなってたら幸せだな」ってアンケートを取ってもらいました。
9割5分「安定した職業について家族と幸せになりたい」でした。
「具体的な職業」ではなく、「安定した職業」でした。
何を隠そう、私もそうでした。
15年くらい前。
「定時に帰れて給料も安定していて
仕事も苦しくないところ」がいいと思ってました。
大人たちが
「子供達のことを思って
愛を持って伝えてくれたこと」は
確実に「安定した職業がいい」という「答え」に
つながってました。
「大人たちが愛を持って
子どもの将来を考えて
私に伝えてくれた事」は
こんな感じ。
・高校は行った方がいい
・大学入った方がいい
・大きいところに就職した方がいい
・内地よりは沖縄がいい
・公務員だと最高
みたいな事を教えてくれました。
「そうなんだな」と思ってました。
なにか「モヤっとするもの」はありましたが
その示された事に対する経験も
具体的な情熱もありません。
(注釈:父親は「海外行け」と言ってましたが。
ずっと漫画を読んでたい私は絶対嫌でした。)
たぶんね
やはり
・目立たない事
・変わらない事
・人間関係を重視する
が大きく関わってると思うんですよ。
だから「とにかく安定」を目指す。
でもそこに欠如してるものがあります。
「自分」がいない。
「安定した職業」って
いったい誰の望んだものですかね?
本当に
本当に
本当に
「自分が好きなこと」
「自分が幸せに感じること」に向き合いましたかね?
生徒たちは。
私は向き合ってませんでしたよ。
私は
「自分の幸せ」に向き合っていませんでした。
「勉強をすること」が大事だと思ってました。
「よりよい将来を手に入れるため」の。
「失敗しないこと」を優先された生活でした。
受験を失敗したらダメだし
テストで赤点取ったらダメ。
「なんでダメか?」
「そもそも自分にとってのより良い将来って何か」
なんてのは考えもしませんでした。
ふと「自分は何になりたいんだろう」と思っても
「そんなことより」勉強してたほうが「ラク」でした。
考えずに済むから。
そんな「答えのない問い」を考えるのは疲れますし。
まわりも「勉強しろ」と言いますし。
「なんのための勉強か」
考えずに勉強だけしていきました。
どうなると思います?
「社会」が超怖くなります。
自分の幸せについて考えずにいると。
「どんな仕事をするか」の基準が
「安定してるかどうか」のみになります。
公務員、銀行員、大きい企業。
選択肢はこれだけ。
しかし問題が。
「仕事内容にビタ一文興味がない」んです。
「こんなんで大丈夫だろうか?」って社会に出るのが凄く怖くなります。
社会には当然ながら「答えがない」。
しかし今までやってきたのは「失敗しないように」。
動けないっす。
「答えはないけど失敗しないでね」って
思考回路が出来上がると。
でも
「就活」しなきゃいけない。
就活の「志望動機」はみんな嘘を言ってるとしか思えませんでした。
そして今も9割嘘だと思ってます。
今ならわかります。
働いてみれば、どの仕事でも
面白いところは「自分で作れる」って。
そうしたら材料がたくさんある沖縄で
発展できます。
所得は低くなくなると思います。
自分の幸せや進路を決めるのに
マーケティングを活用して
そのマーケティングは
もちろん仕事でも活用できるし。
所得あげられる。
それには必要なことがあって。
「自分にとっての幸せ」に向き合わないといけない。
「答えの無いめんどくさい作業」をしないといけない。
「勉強」の前に。
「土台を作って」から勉強しないと
超簡単に崩れます。
社会の風に吹かれれば飛びます。
「マーケティング」でやることは
まずは「自社の現状把握」。
・どんな武器があるのか
・どんな弱みがあるのか
・どんな特徴なのか
・何を基準にするか
・どんな価値観で動くか
・ゴールはどうするか
です。
「答えは無い」です。
でもやらないと、前に進まない。
学生のうちに「マーケティング」の第一歩
「自分の幸せの確認」をしないと
仕事内容にビタ一文興味のない「安定した職業」を求める
そんな私みたいな学生が増えますよ。
産業、発展しますかね?
「安定」を目的にすると
・目立たないこと
・変わらないこと
を強く望みます。
もちろん大人たちにも超必要です。マーケティング。
が
大人たちへのマーケティングは
立派な先生がたくさんいるのでそこに任せるとして。
学生に伝えることに特化した人、あんまりいないんですよ。
「金にならない」から。
いたとしても「立派な人」です。
「立派な人」の弱点は
「おれとは違う」と思われる。
生徒たちの心には響きません。
「とてもよかったです」の壁を崩せません。
その向こうにある
「私とは違う人」に届きません。
私もそうでした。
学生時代、立派な人の話をたくさん聞きました。
「おれとは違う」と思いながら
「とても良かったです。がんばります」って
書いてました。
全然響いてませんでした。
「学生に伝えるため」に特化しました。私。
帰宅部、内申点下の上。趣味漫画を読むこと。
将来やりたいことなんかなかった私なら
壊せます。
「あんたと同じだよ」って言えます。
届きます。
私は沖縄の学生や生徒たちにマーケティングを伝えたい。
です。
実際に去年と一昨年伝えてます。
マーケティングは
・現状把握
・目標設定
・計画
・実行(失敗)
・改善
・実行
みたいな感じです。
失敗は織り込み済みです。
でも失敗しても
「おれにもなんかできるんじゃねぇか」って
思わせてくれます。
社会に出たとき
新人の武器は「質問できること」です。
「これなんでこうなんですか」って。
それにはめちゃめちゃ「勇気」がいるけど
「自分の幸せ」を自覚してたら出せます。勇気。
私の「自分の幸せ」は
「子どもにかっこいい父親って思われたい」と
強烈に思ったので
「子どもたちの意識がはっきりする(笑)10歳までに」と期限を決めて
いろいろやってます。
ブログが得意みたいです。
伝えることが上手いみたいです。
「人に質問」しました。
「わたしのいいところ、どこですか」って。
「直した方がいところどこですか」って。
全部素直に聞くんじゃなくて。
自分の価値観に合わせながら。
そうやって「軌道修正」しながら。
めーーーっちゃ恥ずかしいけど。
そんなこと聞くの。
人見知りで安定を求めてた私が
変化を求めて
目立っている。
「マーケティング」にはそれをさせる力がある。
「何か変わりそうな気がしてる」し
「おれにはできるんじゃないか」って思ってる。
マーケティングと
ロックンロールのおかげだと思ってる。
40歳になった時
子どもたちに
お父さんかっこいいって
言ってもらいたいから。
学生たちにマーケティングを伝えながら
年収2億円になって
ライジングサンロックフェスティバルに出たい。
「あの時の自分」みたいな
沖縄の学生たちには
ロックンロールとマーケティングを
兼ね備えた
ザ・電撃パンクゾンビーズが必要です。
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